Musical Theater Japan

ミュージカルとそれに携わる人々の魅力を、丁寧に伝えるウェブマガジン

観劇レポート

配信有『メイジ・ザ・キャッツアイ』観劇レポート:東京を代表する劇場の一つ、明治座の150周年を寿ぐ華麗な舞台

【3/8迄アーカイブ配信有】東京を代表する劇場の一つ、明治座の創業150周年ファイナルを飾った『メイジ・ザ・キャッツアイ』。北条司さんの人気漫画の設定を明治時代に移し、怪盗三姉妹の冒険を描く華麗な舞台をレポートします。

配信有『LUPIN ~カリオストロ伯爵夫人の秘密~』観劇レポート:若き怪盗紳士の冒険を描く、ひとときの“夢”舞台

【LIVE配信、アーカイブ配信有(2月18日迄)】小池修一郎さん(脚本・歌詞・演出)、ドーヴ・アチアさん(音楽)がタッグを組み、主演に古川雄大さんを迎えた新作ミュージカル『LUPIN ~カリオストロ伯爵夫人の秘密~』。若き怪盗紳士の冒険を生き生きと描い…

『トッツィー』観劇レポート:ふんだんな笑いとともに描く、崖っぷち俳優の“一か八かの賭け”

D・ホフマン主演のハリウッド映画を舞台化し、2019年トニー賞で11部門にノミネートされたミュージカルが、待望の日本上陸。キャリアの危機にある俳優の“一か八かの賭け”の顛末を、山崎育三郎さんら豪華キャストで描く舞台をレポートします。

『Yuichiro & Friends -Singing! Talking! Not Dancing!-』観劇レポート:2024年の幕開けを華やかに彩る“スペシャル”な舞台

山口祐一郎さんと綺羅星のようなミュージカル・スターたちが、新春に贈るトーク&コンサート『Yuichiro & Friends -Singing! Talking! Not Dancing!-』が、6日に開幕。ミュージカルの名曲にとどまらない多彩なプログラムと、ざっくばらんなトークが楽しい、…

配信有『ベートーヴェン』観劇レポート:至福の音楽とともに描く“不滅の愛”

ベートーヴェンの秘めた恋を、ほぼ全曲彼自身の楽曲で彩ると言うコンセプトのもと、クンツェ&リーヴァイが書き上げた新作ミュージカルが、今年1月に世界初演。それに続き、豪華キャストを得て開幕した日本版をレポートします。

「TOHO MUSICAL LAB.」2023観劇レポート:ミュージカルの可能性を探求する企画、待望の再始動

2020年、注目のクリエイターによる2本の新作をライブ配信し、大きな反響を呼んだ「TOHO MUSICAL LAB.」が、3年ぶりに再始動。新たな顔ぶれで、今回は有観客の形で上演された2本の短編『わたしを、褒めて』『DESK』をレポートします。(12月10日までアーカイ…

ストレート・プレイへの誘い 『ビロクシー・ブルース』観劇レポート:スタンダード・ナンバーとともに蘇る、新兵訓練キャンプでの青春

『おかしな二人』等で知られるニール・サイモンの自伝的戯曲を、濱田龍臣さんら若手実力派キャストが演じる『ビロクシー・ブルース』。新納慎也さんはじめ、ミュージカルでお馴染みのキャストも出演する舞台をご紹介します。

『聲の形』観劇レポート:もがきながら見出す“人生の可能性”

2016年に劇場アニメ版が公開された大今良時さんの漫画『聲の形』が、板垣恭一さんの脚本・演出、桑原まこさんの音楽で舞台化。山﨑玲奈さん、島太星さんの主演で開幕した舞台をレポートします。

『のだめカンタービレ』観劇レポート:ミュージカルの手法で描く、突き抜けたヒロインの恋と音楽修業の日々

累計発行部数3900万部超、後にTVドラマやアニメ、映画化もされた二ノ宮知子さんの大ヒット漫画がミュージカルに。上野樹里さん、竹中直人さんの“夢の再共演”も話題の舞台をレポートします。

『ヴァグラント』観劇レポート:100年前に新たな時代を切り拓いた人々の、熱き問い

ロックバンド、ポルノグラフィティのギタリストである新藤晴一さんが手掛ける“初”ミュージカル。脚本家・演出家の板垣恭一さんとタッグを組み、綺羅星のようなキャストを得て創り上げた舞台をレポートします。

『スクールオブロック』観劇レポート:心に音楽(≒自由)があることの歓び

2020年に初演の予定がコロナ禍により中止となった『スクールオブロック』が、満を持して上陸。破天荒な主人公を西川貴教さん、柿澤勇人さんがダブルキャストで演じ、子供から大人まで、幅広い層が心行くまで楽しめる舞台をレポートします!

ストレート・プレイへの誘い『SHINE SHOW!』観劇レポート:カラオケ大会をめぐる、愛すべき人々の狂騒曲

朝夏まなとさん、中川晃教さんら多彩なキャストが、劇団アガリスクエンターテイメントの冨坂友さん脚本、山田和也さん演出のコメディに出演。カラオケ大会という「等身大の世界」を舞台に繰り広げられる騒動の行方は?歌唱シーンもたっぷりの舞台をレポート…

『RENT』2023観劇レポート:引き裂かれた時代に、私たちはどう生きるのか

プッチーニのオペラ『ラ・ボエーム』をベースに、J・ラーソンが現代のNYに生きる若者たちを描いた『RENT』が、3年ぶりにシアタークリエで上演。2020年公演はコロナ禍によって一部中止を余儀なくされただけに、まさに“待ち望まれた”舞台をレポートします。

『ジェーン・エア』観劇レポート:誠実に生き、愛し、赦すこと。

C・ブロンテの小説をジョン・ケアード、ポール・ゴードンが舞台化し、日本では2009年に初演されたミュージカルが久々に上演。上白石萌音さん、屋比久知奈さん、井上芳雄さんらが演じる新たな『ジェーン・エア』をレポートします。

『キングアーサー』観劇レポート:スケール感豊かに描く“運命との対峙”

【3月下旬~オンライン配信有】古くから語り継がれるアーサー王伝説を、『1789ーバスティーユの恋人たち』等で知られるドーヴ・アチアが2015年に舞台化したロックミュージカルが、男女キャストで日本に上陸。視覚、聴覚、そしてエモーションの3方向から観客…

『ファースト・デート』観劇レポート:“現実と妄想のマリアージュ”が楽しい、小粋な“婚活”ミュージカル

アメリカではポピュラーだという「ブラインド・デート」をモチーフとしたミュージカル・コメディ『ファースト・デート』が、9年ぶりにシアタークリエに登場。上田一豪さんの新訳・新演出、村井良大さん・桜井玲香さんらの顔合わせで実現した公演をレポートし…

『SHOW-ism Ⅺ BERBER RENDEZVOUS』観劇レポート:“輝ける彼女たち”が紡ぎ出す、親密で壮大なストーリー                                                                                                                                                                                                

小林香さん独自の世界観と美意識が投影された人気シリーズ「SHOW-ism」第11弾が、シアタークリエで開幕。12名の女性たちが華麗に、エネルギッシュに展開するステージ『BERBER RENDEZVOUS』をレポートします。

ディズニーミュージカル『美女と野獣』観劇レポート:美しき“愛の奇跡”の物語に“今”のメッセージを添えて

1995年の日本初演以来、劇団四季が9都市で上演してきたディズニーミュージカル『美女と野獣』が、初演で振付を手掛けたマット・ウェストの演出・振付でリニューアル。東京ディズニーリゾート内の舞浜アンフィシアターでお目見えした新版をレポートします。

『COLOR』観劇レポート:人間という存在の奇跡と希望、丹念に描く

交通事故ですべての記憶を失った青年が、葛藤を経て踏み出した道は…。ヴィジュアル、サウンド、そしてキャストの演技が一体となって、人間という存在の奇跡をきめ細やかに伝える舞台をレポートします。

『シュレック・ザ・ミュージカル』トライアウト観劇レポート:無邪気な笑いと“等身大の苦悩”の共存

ウィリアム・スタイグの絵本を原作として2001年に公開された大ヒットアニメを、『モダン・ミリー』のジニーン・テソーリの音楽で舞台化した『シュレック・ザ・ミュージカル』が、日本に上陸。全キャストをオーディションで選出という点でも注目された舞台を…

舞台『鬼滅の刃』―其ノ参 無限夢列車― 観劇ミニ・レポート:血沸き肉躍る激闘、舞台ならではの表現で描く

日本のみならず世界的な大ヒットとなった映画版の記憶も新しい『鬼滅の刃』無限列車編が、20年に始まった舞台『鬼滅の刃』シリーズの第三弾として登場(10月にはライブ配信も予定)。矢崎広さん、内藤大希さんらミュージカルでお馴染みの方々も出演し、舞台…

『モダン・ミリー』観劇レポート:“夢見ることを恐れない”ヒロインの恋と奮闘

1920年代のNYを舞台に、夢に向かって突き進むヒロインの恋と奮闘を描いた傑作ミュージカルが、朝夏まなとさん主演で上演。2年前の公演中止を乗り越えてついに実現した舞台をレポートします!

『8人の女たち』観劇ミニ・レポート:華麗なる“女たちの虚々実々”

フランスの劇作家ロベール・トマの代表作で、上演の度に女優たちの競演が話題となる『8人の女たち』が、宝塚トップスター、トップ娘役経験者たちという極めつけの豪華キャストで上演。撮りおろし写真とともに、華やかさこの上ない舞台をレポートします。

『コーラスライン』来日公演観劇レポート:オーディションを舞台に描く“誰もが特別な一人”

ダンサーたちのリアルな声を集めてミュージカル化し、1975年の初演以来世界各国で愛されている名作『コーラスライン』が、4年ぶりに来日公演を実施。初演でコニーを演じ、現在は演出・再構成を担うバーヨーク・リーが率いるカンパニーの舞台をレポートします…

音楽劇『スラムドッグ$ミリオネア』観劇レポート:“勇気のコイン”を届ける舞台

スラム育ちの少年が過酷な運命に挑む様を描き、2008年の映画版も大ヒットしたベストセラー小説が、台本・作詞・演出に瀬戸山美咲さん、キャストに屋良朝幸さん、川平慈英さんらを迎えて舞台化。6人のクリエイターによるカラフルな楽曲で彩られた音楽劇をレポ…

音楽劇『刻』観劇レポート:緊迫のドラマ、画期的な“変動価格制”を導入して上演

西森英行さんの戯曲『刻』が、『SMOKE』等で知られるHUH, SOOHYUN(ホ・スヒョン)さんの楽曲に彩られ、音楽劇として上演。行方不明の娘を探す夫妻が真実に辿りつくさまをスリリングに、エモーショナルに描く舞台を、画期的な「変動価格制」の話題とともにレ…

『ガイズ&ドールズ』観劇レポート:素晴らしき哉人生、そしてミュージカル

1930年代のNYを舞台に、2組の男女の恋の行方を描く名作ミュージカル(1950年ブロードウェイ初演)が、マイケル・アーデンの新演出で上演。井上芳雄さんはじめ豪華キャストが生き生きと魅せた舞台をレポートします!

『弥生、三月-君を愛した三十年‐』観劇レポート:丁寧に、“三十余年間の絆”を描く珠玉の舞台

2020年に公開された同名映画が、菅野こうめいさんの脚本・作詞・演出でミュージカルに。30年以上にわたる一組の男女の絆の物語が、林翔太さん、田村芽実さんら四人のキャストと二人のダンサー、そして一台のピアノによって丁寧に描かれます。少人数編成なら…

『CROSS ROAD』観劇レポート:悪魔をも凌ぐ、弱き人間の強靭な愛

音楽朗読劇の第一人者と呼ばれる藤沢文翁さんが、多くの作品でタッグを組んできた作曲家の村中俊之さんとともに、初のミュージカルを創作。19世紀に活躍し、その超絶技巧ゆえに「悪魔に魂を売り渡した」と噂されたニコロ・パガニーニを描くミュージカルをレ…

『バイオーム』配信鑑賞レポート:樹々たちが目撃する“けものたち”の哀しき愛憎

進化型エンタテインメント演劇の第一弾として、上田久美子さんの書き下ろし戯曲を豪華キャストが演じる「スペクタクル・リーディング」が、東京建物Brillia HALLで上演。公演中に行われた配信の模様をレポートします!(22日~アンコール配信を予定)