Musical Theater Japan

ミュージカルとそれに携わる人々の魅力を、丁寧に伝えるウェブマガジン

『ニュージーズ』観劇レポート:困難に立ち向かう少年たちの“生き抜く力”

コロナ禍での公演中止を乗り越え、待望の日本初上陸を果たしたディズニー・ミュージカル『ニュージーズ』。金と権力にものを言わせる大人たちに少年たちが“NO”を突き付ける物語は、どのように日本の地で舞台化されているでしょうか。連日劇場を熱気で満たし…

『ユタと不思議な仲間たち』坂本里咲インタビュー:南部弁の深いニュアンスを慈しんで

60年あまりにわたって劇団四季を牽引した浅利慶太さんが、演出に専念するため創立した「浅利演出事務所」が、代表作の一つ『ユタと不思議な仲間たち』を2年ぶりに上演。いじめられっ子のユタが座敷わらしたちと出会い、成長するさまを、あたたかな南部弁と美…

『October Sky 遠い空の向こうに』観劇レポート:夢を現実のものとする“思いの強さ”

ジェイク・ギレンホール主演の映画版でも知られる実話を舞台化し、アメリカで二回試演された作品が日本に上陸。甲斐翔真さん主演で上演中です。炭鉱の町でロケット作りに励む高校生たちの物語は演出の板垣恭一さんの手でどのように描き出されているか、舞台…

『蜘蛛女のキス』石丸幹二インタビュー:“生きにくさ”抱える人々に心を寄せて

“世間”からはじかれ、妄想の中で生きていた主人公の人生が、ある出会いをきっかけに大きく変わってゆく…。台詞劇の醍醐味とミュージカルの華やぎを兼ね備えた傑作『蜘蛛女のキス』に主演するのが、石丸幹二さんです。『パレード』に続き社会的テーマを扱う作…

映画館で愉しむ『パリのアメリカ人』:未来を模索する若者たちの美しき恋

戦後のパリで未来を模索する若者たちの恋を描き、日本では劇団四季によって上演された『パリのアメリカ人』。そのロンドン公演の貴重な映像が、松竹ブロードウェイシネマで上映されます。デート・ムービーにもぴったりの美しく、ロマンティックな作品の魅力…

『マドモアゼル・モーツァルト』平方元基インタビュー:人間を愛し、肯定することの歓び

初演から30年、小林香さんが「今の視点」で演出する新生『マドモアゼル・モーツァルト』で、主人公の好敵手である宮廷作曲家サリエリを演じるのが平方元基さん。ジェンダーギャップの問題を扱う本作は男性の平方さんの目にはどのように映るのか、近年のご活…

『マドモアゼル・モーツァルト』演出・小林香インタビュー:性別に囚われず、“自由に生きる”ということ

“神童モーツァルトは女性だった”という発想で、溢れる才能を開花させながらも葛藤する主人公を描くミュージカルが、明日海りおさんらの出演で登場。ジェンダーギャップの問題を真正面から扱う本作を、小林香さんはどのように演出しているでしょうか。稽古の…

『ドッグファイト』観劇レポート:痛みから希望へ。繊細に綴る若者の心の旅

ベトナム戦争前夜、あるゲームをきっかけに出会った若い男女が、忘れられない関係性を築いてゆくさまを描く『ドッグファイト』。2015年、17年に好評を博し、今回、三度目の上演を果たした舞台をレポートします!

『魍魎の匣』『GREY』演出・板垣恭一インタビュー「エンタメ社会派の矜持」【後篇】

今、最も精力的に活躍する演出家の一人、板垣恭一さん。この秋冬の3作品を通して彼が社会に投げかけているものとは…。ロングインタビュー後半では『魍魎の匣』『GREY』を取り上げます!

『October Sky~遠い空の向こうに』演出・板垣恭一インタビュー「エンタメ社会派の矜持」【前篇】

海外ミュージカル『フランケンシュタイン』からオリジナル・ミュージカルまで多彩な作品を手掛け、この秋冬はテイストの異なる3作品を演出する板垣恭一さん。今、最も目覚ましい活躍を見せる演出家の一人である彼へのロングインタビューの前篇、『October Sk…

『オリバー!』濱田めぐみインタビュー:シンプルな物語の中の“計り知れない深さ”

『レ・ミゼラブル』の作者はじめ、多くのクリエイターたちに影響を与えてきた英国の名作ミュージカル『オリバー!』が、30年ぶりに日本で上演。少年スリ団で子供たちに愛情を注ぐ“お姉さん”ナンシーを演じる濱田めぐみさんに、作品や役柄、稽古での皆さんの…

『王家の紋章』観劇レポート:この愛は三千年の時を超えて

累計発行部数4000万部を誇る少女漫画を原作として、16年に初演。そのわずか半年後に再演されたミュージカルが、4年ぶりに上演されています。魅力的なキャストが演じる、時空を超えた壮大な愛のドラマをレポートします!

『ジャック・ザ・リッパ―』観劇レポート:叶わぬ夢と散りゆく人々

チェコで誕生し、韓国で大ヒットしたミュージカルの日本版が、白井晃さんの演出で初演。連続殺人事件に想を得たドラマティックな物語を、骨太のロック・サウンドで包んだ舞台をレポートします!

『Glory Days』エリック・フクサキ インタビュー:彼らの青春に思いを重ねて

近日開幕する青春群像ミュージカル『Glory Days』で、物語が大きく動くきっかけを作るジャック役をダブルキャストで演じているのが、エリック・フクサキさん。『イン・ザ・ハイツ』でとびきり晴れやかな美声を聴かせた、ペルー出身、日系3世のミュージシャン…

『Glory Days』矢田悠祐・日野真一郎インタビュー:ヴィヴィッドに、繊細に描く青春群像

高校時代の親友4人組の再会を描くミュージカルが、12年ぶりに日本で上演。主人公ウィルをダブルキャストで演じる矢田悠祐さんと日野真一郎さんに、誰もが一度は通ったであろう「大人への入り口」のドラマをどうとらえるか、ご自身の思い出を交えつつ語ってい…

『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』観劇レポート:“不思議な植物”を巡る、破天荒なホラー・コメディ

『リトル・マーメイド』『アラジン』『美女と野獣』等、多数のディズニー・ミュージカルを手掛けるアラン・メンケンの出世作として知られ、日本でも度々上演されている『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』が、シアタークリエで開幕。昨年の一部公演中止を…

『ジェイミー』観劇レポート:世界が“皆の居場所”となるように。

ドラァグ・クイーンに憧れる16歳の少年が、夢に向かって一歩を踏み出すさまを描く英国ミュージカル『ジェイミー』が日本に上陸。ジェフリー・ペイジさんの演出・振付で丁寧に稽古を積み重ね、遂に開幕した舞台をレポートします!

『ジャック・ザ・リッパ―』演出・白井晃インタビュー:“月の裏側の心理”を紐解く

猟奇的殺人事件に引き寄せられてゆく人々をドラマティックに描く『ジャック・ザ・リッパ―』。その日本版初演で演出を担当するのは、『ビッグ・フィッシュ』『怪人と探偵』等、数多くの舞台を手掛けてきた白井晃さんです。本作が内包する面白さ、今回特にフォ…

『ジャック・ザ・リッパ―』田代万里生インタビュー:或る旋律を巡る考察

チェコ発・韓国経由のドラマティック・ミュージカル『ジャック・ザ・リッパ―』がこの秋、日本版演出・日本人キャストで登場。この作品で、特ダネを求めて刑事アンダーソンに近づく記者モンローを演じているのが田代万里生さんです。これまで演じたことのない…

古川雄大インタビュー:“ミュージカル”への思い、コンサートに込めて

大作ミュージカルに次々と出演する一方で、TVドラマにも主演。各方面から引っ張りだこの古川雄大さんが、初のミュージカル・コンサートを開催します。“初物尽くし”だという今回のショーに寄せる思い、プランニングの過程を詳しくお話いただきました!

『ジャック・ザ・リッパ―』加藤和樹インタビュー:残酷な“闇”の中に潜む希望

19世紀末ロンドンを震撼させた事件に想を得て描かれたチェコ産ミュージカルが、2009年に韓国でアレンジ。以来、現地で大人気を博し、13年には来日公演も行った『ジャック・ザ・リッパ―』が、日本版演出・キャストで初登場します。人間の光と闇をドラマティッ…

映画版『イン・ザ・ハイツ』の魅力解剖《後編》

『ハミルトン』のリン=マニュエル・ミランダの出世作であり、2008年トニー賞でミュージカル作品賞を受賞、今春には日本版も上演された『イン・ザ・ハイツ』がコロナ禍による延期を超えて遂に公開。記事前編に続き、映画版ならではの魅力を考察します。

『王家の紋章』海宝直人インタビュー:“歴史が動いてゆく”感覚に魅せられて

古代エジプトにタイムスリップした現代の少女が、大国の対立に巻き込まれてゆく歴史ロマン『王家の紋章』。2016年の初演以来、三度目となる今回の上演で、新たにエジプトの少年王、メンフィスを演じているのが海宝直人さんです。不朽の名作と呼ばれる少女漫…

『ジェイミー』髙橋颯インタビュー:“愛を与えられる人”を目指して

偏見を乗り越えて自分らしい生き方を貫こうとする高校生を描いた、とびきりハッピーな英国ミュージカルが遂に上陸。この舞台で主人公を(ダブルキャストで)演じる新星が髙橋颯さんです。作品、ジェイミー役、そしてミュージカルをどうとらえているか、じっ…

『エニシング・ゴーズ』廣瀬友祐インタビュー:極上ミュージカル・コメディで拓く新境地

洗練された音楽と華麗なダンス、全編に溢れるユーモアが魅力的な名作ミュージカルが、久々に日本で上演。個性的なキャラクターが勢揃いする中でも、一筋縄ではいかない英国紳士オークリー卿を演じるのが廣瀬友祐さんです。二枚目を演じることの多い廣瀬さん…

『ジェイミー』森崎ウィン インタビュー:自分らしく、勇気を持って

この夏の話題の舞台『ジェイミー』から、wキャストでタイトルロールを演じる森崎ウィンさんにインタビュー。台本を読んで「ぜひチャレンジしたい作品」と感じたというウィンさん、そのポイントは? 最近、ご自身の中で高まってきたというミュージカル熱につ…

『ジェイミー』安蘭けいインタビュー:「尊いひと時」を味わえるミュージカル

「自分らしい生き方」を模索する16歳の高校生と周囲の人々を描く、英国発のヒット作が日本に上陸。フレッシュな若手からベテランまで、幅広いキャストが集う中、主人公の母役としてひときわ存在感を放つのが安蘭けいさんです。「とてもいい作品なんですよ」…

『ピーターパン』小西遼生インタビュー:”ネバーランドのひょっこりはん”(⁈)を、底抜けに楽しく

日本初演40周年を迎え、森新太郎さんの演出でリニューアルを果たした『ピーターパン』。がらりと変わった舞台でフック船長/ダーリング氏を演じている小西遼生さんに、稽古終盤の手ごたえをうかがいました。

『ピーターパン』演出・森新太郎インタビュー「僕が見たいネバーランドは、これです」

日本初演40周年を迎えるミュージカル『ピーターパン』が、森新太郎さんの新演出でリニューアル。これまで骨太の舞台を数々生み出してきた森さんですが、「世界で最も有名な少年の物語」にどうアプローチしているでしょうか。構想と手応えをうかがいました。

『The Last 5 Years』観劇レポート:愛と夢追う二人の5年間

一組の男女の出会いから別れまでを二つの方向から描く珠玉のミュージカルが、小林香さんの新演出で登場。持ち味の異なる3組のキャストによる舞台をレポートします!