“もう一つの『オペラ座の怪人』譚”として日本でも人気の『ファントム』が、4年ぶりに上演。クリスティーヌ役に抜擢された新星のsaraさんに、オーディションの思い出や描きたい人物像、これまでの道のりをうかがいました。
ヴィクトリア朝のロンドンを舞台に、人間の善と悪をスリリングに描きだすミュージカルが、一部に新キャストを迎えて上演。主人公にインスピレーションを与えるルーシーを新たに演じる真彩希帆さんに、大役に向き合う心境をうかがいました。
21年、22年はコロナ禍の影響下、1幕もののスペシャル・バージョンで上演されていた『アニー』が、遂にフル・バージョンで上演!この2年間、ハニガン役とグレース役として火花散る応酬を見せていたマルシアさん、笠松はるさんに、“バトル”の心持やフル・バー…
黒船の来航によって大きな変化を遂げて行く日本を描いた『太平洋序曲』の作者、ジョン・ワイドマン氏が、久々の日本上演を機に来日。舞台の鑑賞翌日、興奮冷めやらぬ中で創作や舞台化のエピソード、ディテールに込められた意図などを、じっくり語っていただ…
C・ブロンテの小説をジョン・ケアード、ポール・ゴードンが舞台化し、日本では2009年に初演されたミュージカルが久々に上演。上白石萌音さん、屋比久知奈さん、井上芳雄さんらが演じる新たな『ジェーン・エア』をレポートします。
【3月下旬~オンライン配信有】古くから語り継がれるアーサー王伝説を、『1789ーバスティーユの恋人たち』等で知られるドーヴ・アチアが2015年に舞台化したロックミュージカルが、男女キャストで日本に上陸。視覚、聴覚、そしてエモーションの3方向から観客…
ロアルド・ダールの人気児童文学を原作として舞台化されたミュージカルが、遂に日本に上陸。主人公マチルダの不幸の原点⁈こと、“毒親”ミセス・ワームウッドを演じる大塚千弘さんに、初めて本作を読んだ小学生当時と今との作品観の違い、ミセス・ワームウッド…
理不尽な大人たちに立ち向かう5歳の少女を描き、各国で大ヒット中のミュージカルが間もなく、日本でも開幕。1000人以上が参加したオーディションで選ばれた4人に、マチルダを演じたかった理由や稽古の手応え、お勧めの見どころなど、のびのびと語っていただ…
実験によって二重人格となってしまう科学者を描くミュージカルが、待望の再演。主人公の義理の父となるダンヴァース卿役の栗原英雄さんに、作品に取り組む心境や気心の知れた仲間たちとの共演、ミュージカルへの思いなどお話いただきました。
日本の開国を描いたソンドハイムの野心作が、マシュー・ホワイトの新演出で上演。ひょんなことから外国との折衝を担うことになる下級武士・香山をダブルキャストで演じる海宝直人さんに、ソンドハイム音楽について思うこと、作品が投げかけるものなど、様々…
ヴィクトル・ユゴーの『ノートルダム・ド・パリ』を原作として、中世の人間ドラマを鮮やかに描き出した『ノートルダムの鐘』が、京都で上演中。2016年の日本初演以来、大助祭フロローを骨太に演じ続けている野中万寿夫さんに、複雑な感情渦巻く難役を演じる…
こだわりのアングルで収録された英米のよりすぐりの舞台を、映画館で上映するシリーズ「松竹ブロードウェイシネマ」。3月10日からは、20世紀を代表するジャズ・シンガーの一人、ビリー・ホリデイの晩年のライブを描く『ビリー・ホリデイ物語』が上映されます…
2006年の創設以来、オリジナルミュージカルを年に1本ずつロングランしてきた愛媛県の「坊っちゃん劇場」が、第十六作『ジョン マイ ラブ』を上演中。1月に4日間限定で行われた本作の東京公演を機に、作・演出の横内謙介さん、音楽監督・作曲の深沢桂子さんに…
開国に揺れる日本を描いたソンドハイムの野心作『太平洋序曲』が、英国人演出家マシュー・ホワイトの新演出で登場。ことの顛末を語る「狂言回し」役をダブルキャストで演じる松下優也さんに、英米日と様々な視点が重なる今回の『太平洋序曲』の面白さと抱負…
アメリカの高校を舞台に、ヒロインと同級生たちそれぞれの成長を生き生きと描き、2018年トニー賞で12部門にノミネートされた『ミーンガールズ』が日本に上陸。今回の舞台で「翻訳協力」をつとめているのが、ブロードウェイ初演にソフィー・カワチ役で出演し…
日本のミュージカル界を牽引してきた市村正親さんが今年、役者生活50周年を迎えるのを記念し、5年ぶりに『市村座』を上演。口上に一人芝居にメドレーに…と毎回、趣向を凝らして上演してきた舞台への思いや、出世作、日本のミュージカルに感じることなど、様…
凄腕のスパイと殺し屋、そして超能力の持ち主が、互いに素顔を隠してかりそめの家族を築く…。現在も連載中で、TVアニメ版も大人気の『SPY×FAMILY』がミュージカル化され、帝国劇場で上演されます。本作でコミック・リリーフ的な情報屋フランキーを演じる木内…
ベジャールに学び、Noismや劇団四季で活躍、最近は『東京ラブストーリー』等にも出演しているダンサー、俳優の永野亮比己さんが、マシュー・ボーンの秘蔵っ子として活躍されたスーパー・ダンサー、鎌田真梨さんと自身のユニット最新作で共演。作品の構想や稽…
2018年のトニー賞で10部門を受賞した『バンズ・ヴィジット』が、森新太郎さんの演出で日本に上陸。ひょんなことから異国の音楽隊を迎え入れることになるイツィック役・矢崎広さんに、異文化衝突コメディの面白さや、『鬼滅の刃』で演じた“煉獄さん”からは程…
アメリカではポピュラーだという「ブラインド・デート」をモチーフとしたミュージカル・コメディ『ファースト・デート』が、9年ぶりにシアタークリエに登場。上田一豪さんの新訳・新演出、村井良大さん・桜井玲香さんらの顔合わせで実現した公演をレポートし…
意外にも今回が初となる、日本キャスト版『ドリームガールズ』。スターを目指す女性たちのドラマの中で、破天荒なスター歌手ジェームズを演じる岡田浩暉さんに、アーティストとして共感できる部分、日本語でソウル・ミュージックを歌うためのアプローチなど…
ビヨンセ主演の映画版(2006年)も大ヒットした名作『ドリームガールズ』が、遂に日本人キャストで上演。スターを夢見る3人のヒロインのうち、ダブルキャストでエフィを演じる村川絵梨さんに、本作との縁やミュージカルへの思いをうかがいました。
世界各地で愛されてきた「アーサー王伝説」が、メロディアスでキャッチ―なフレンチ・ロック・ミュージカルに。その日本版で“究極にロマンティック”な騎士、ランスロットを演じる平間壮一さんに、今回のランスロット像やエキサイティングな舞台誕生の予感、22…
中世以来、語り継がれ、愛されてきたアーサー王伝説のフレンチ・ロック・ミュージカル版が、オ・ルピナさんの演出で遂に上演。タイトルロールを演じるのが浦井健治さんです。これまでもシェイクスピア劇等で「王」を演じてきた経験を活かしつつ、今回のアー…
初春にぴったりの軽やかなラブコメ・ミュージカルが、9年ぶりにシアタークリエに登場。上田一豪さんによる新演出版で主人公を演じる村井良大さんに、王道ラブコメを演じる極意から作品の魅力、最近のご活躍まで、たっぷり語っていただきました。
1952年の黒澤明映画を、英国に舞台を移してリメイクした『生きるーLiving』が、東京国際映画祭でクロージング上映。2023年3月末には全国の映画館で封切られます。秋にはミュージカル版の再再演も予定されている中で、予習にもなり、比較対象としても興味深い…
新進気鋭の演出家・渋谷真紀子さんの連載エッセイ第六弾では、最近日本でもその役割がクローズアップされている「スイング」をご紹介。渋谷さん自身の経験や、米豪の俳優たちの生の声を織り交ぜながら、その実像と重要性を教えていただきました。
ドルーテンの戯曲『私はカメラ』を、満州を舞台に翻案し、1980年に初演。“日本版『キャバレー』”と話題を呼んだ『洪水の前』が、実に25年ぶりに上演されます。“司会者”役など4役で主演するラサール石井さん、ヒロイン・茉莉役を演じる宮田佳奈さんに、2022年…
小林香さん独自の世界観と美意識が投影された人気シリーズ「SHOW-ism」第11弾が、シアタークリエで開幕。12名の女性たちが華麗に、エネルギッシュに展開するステージ『BERBER RENDEZVOUS』をレポートします。
名作『クリスマス・キャロル』を舞台化した『スクルージ』で、薄給にもめげず守銭奴の主人公のもとで働く事務員、ボブを演じているのが武田真治さん。映像に音楽活動と、多彩な活躍で知られる武田さんですが、出会うべくして出会ったのがミュージカルだった…