Musical Theater Japan

ミュージカルとそれに携わる人々の魅力を、丁寧に伝えるウェブマガジン

『ピーター・パン』内海啓貴インタビュー:“史上最速”(⁈)の麗しきフック船長、誕生の予感【親子で観たい!2026 夏の舞台①】

親子で楽しめる演目が数多く上演される夏休み。そのなかでも1981年以来上演を続け、日本の夏の風物詩と化しているのが『ピーター・パン』です。今年新たにフック船長を演じる内海啓貴さんに、稽古の手応えや観客、特に小さな子供たちに対して抱く「願い」を…

『マドモアゼル・モーツァルト』梁世姫(ヤン・セヒ)インタビュー:19歳の新星が溌剌と体現、全力で人生を駆け抜ける“神童”【新星FILE vol.7】

“モーツァルトは女性だった…”。1991年に誕生した音楽座ミュージカルの人気作が、久々に上演(*完売状態でしたが、7月15日19時より、東京公演一部日程で制作開放席発売)。今回、オーディションで抜擢され、ダブルキャストで主人公モーツァルトを演じている…

全国で順次上映中:映画館で観るソンドハイムの佳作『メリリー・ウィー・ロール・アロング』ブロードウェイ公演

スティーヴン・ソンドハイムが作詞作曲を手掛けたミュージカル『メリリー・ウィー・ロール・アロング』の23~24年ブロードウェイ公演が、映像におさめられ、現在、日本各地の映画館で上映中。青春のきらめきと人間関係の変化を、豪華キャストが味わい深く描…

『愛の不時着』花乃まりあインタビュー:21世紀の“世界で最も有名なラブストーリーの一つ”を、溢れる愛とともに届ける

2019~20年に放映され、世界的な現象を巻き起こしたドラマの舞台版が、日本人キャストで上演。今や“世界で最も有名なヒロイン”の一人であるユン・セリ役を演じる花乃まりあさんにインタビュー。ご自身も大ファンというドラマの「お気に入りポイント」から舞…

『AGATHA(アガサ)』黒羽麻璃央インタビュー:考察も楽しんでいただける、“謎の紳士”役への挑戦

1926年に実際に起こった、“ミステリーの女王”アガサ・クリスティの失踪事件。今もなお真相が明かされていないこの事件をもとにした韓国発のミュージカルが、遂に日本に上陸。花總まりさん演じるアガサに寄り添う、謎の人物ロイ役の黒羽麻璃央さんに、作品や…

『無伴奏ソナタ』音楽・杉本雄治×主演・平間壮一インタビュー:もしも表現することを止められたとしたら、僕らは。

2024年の初演が大きな反響を呼んだミュージカル『無伴奏ソナタ』が、待望の再演。“表現”という本能を禁じられた時、人は何を選択するのかを問う本作で音楽を担当した杉本雄治さんと、数奇な運命を辿る主人公を演じる平間壮一さんに、前回公演の思い出や再演…

『ASURA』作・演出=苅谷和暉子、出演=石津秀悟・中嶋元美インタビュー:阿修羅像を巡る、古(いにしえ)の人々の熱きドラマ

劇団四季出身の演出家・苅谷和暉子さんの新作ミュージカルが、多彩なキャストを得て開幕。1300年前の新羅と奈良を舞台とした歴史ファンタジーを描き出した苅谷さんと、主演の新星・石津秀悟さん、ヒロイン役の“耳の聞こえないアイドル”中嶋元美さんに、初日…

『HiGH&LOW THE 戦国 外伝』彩風咲奈インタビュー:豪快さの中に繊細さを秘めた“海賊の頭領”を演じて

男たちの絆と闘いを熱く描く『HiGH&LOW』シリーズの舞台版最新作が、間もなく開幕。戦国時代を舞台に、龍の秘宝を求めていくつもの勢力が死闘を繰り広げる物語で、海賊の頭領を演じるのが、彩風咲奈さんです。宝塚の男役トップスターとして培った「華」はそ…

『HiGH&LOW THE 戦国 外伝』笹森裕貴インタビュー:山賊の頭領役で極める“荒々しさの中の美”

男たちの友情と熱き闘いを描く『HiGH&LOW』の最新舞台が、間もなく開幕。龍の秘宝を巡っていくつもの集団が死闘を繰り広げる物語で、山賊の頭領を演じる笹森裕貴さんにインタビュー。殺陣や芝居へのこだわり、ミュージカルに対する関心など、さまざまにお話…

山科諒馬・川口竜也・山﨑聡一郎に訊く:新作ミュージカル『Last Rights』が問う、喪失の中の“光”

ベストセラー『こども六法』の著者で、ミュージカル俳優でもある山﨑聡一郎さんが、新作を執筆。親友の自死に向き合う青年たちを真摯に描くミュージカルで、主人公を演じる山科諒馬さん、その恩師役の川口竜也さん、そして出演もする山﨑さんに、リーディン…

『ETERNITY(エタニティ)』小池徹平インタビュー:“今、この瞬間にしか存在しないもの”の価値を信じて

60年代のロックスターと、彼に憧れる現代の青年。交わるはずの無い二つの人生が、音楽を介してクロスしていく…。2024年に誕生した熱狂の韓国ミュージカルが、日本に上陸。いったいどんな作品なのか、伝説のロックスター役を(ダブルキャストで)演じる小池徹…

大阪公演で“小堺ジョーじいちゃん”が復帰。めくるめく極彩色のドリーム・ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』

ロアルド・ダールの人気児童文学を舞台化し、2023年に日本に上陸したミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』が待望の再演。ツアー終盤の大阪公演では小堺一機さんがジョーじいちゃん役に復帰し、一層の盛り上がりを見せている舞台をご紹介します。

『アーネスト・シャクルトンに愛されて』伊原剛志インタビュー:奇想天外な中に“明日を生きる希望”が溢れるミュージカル

荒唐無稽なストーリーと独創的な音楽が評判を呼び、オフ・ブロードウェイで人気を博した『アーネスト・シャクルトンに愛されて』が、遂に日本に上陸。紫吹淳さん演じるヒロインが時空を超えて出会う探検家シャクルトン役で、今回本格的なミュージカルに初挑…

舞台『鬼滅の刃』其ノ陸 柱稽古・無限城突入 浦井健治インタビュー:“人生のバイブルにも近い作品”に、念願の童磨役で挑む

大正時代の日本を舞台に、家族を殺された少年・竈門炭次郎が“鬼狩り”の道を歩んで行く姿を描いた漫画『鬼滅の刃』。2020年に一作目が誕生以来、着々と上演されてきた舞台版の最新作が、間もなく開幕します。今回、上弦の鬼・童磨役で出演する浦井健治さんは…

『complex』岡本悠紀・大野裕之インタビュー:“選挙”を巡る、型破りな群像劇ミュージカル

チャップリン研究の第一人者でもある演劇人、大野裕之さんの代表作『complex』が、多彩なキャストを迎えて大阪、東京で上演。様々な人々が集まるバーcomplexのプロデューサー役をダブルキャストで演じる岡本悠紀さん、大野裕之さんに、作品への思いをじっく…

『最強のふたり』観劇レポート:出会いから始まる、人生の無限の可能性

全身麻痺の大富豪の男と、学歴も経験もない元・受刑者の男。出会う筈のなかった二人が出会い、人生が変わって行くさまを描いたフランスの大ヒット映画が、ミュージカルに。川平慈英さん、浦井健治さんがダブル主演を果たした舞台をレポートします。

『ピーター・パン』皆本麻帆インタビュー:ダーリング夫人として醸し出したい“帰りたくなる家”のあたたかさ

1981年に日本初演以来、多くの人々に愛され続ける『ピーター・パン』が、今年も長谷川寧さん演出、山﨑玲奈さん主演で上演。この舞台で今回初めて、ダーリング夫人を演じる皆本麻帆さんに、本作への憧れ、現時点で役柄について思うことなど、さまざまにうか…

音楽劇『OLD WATERCOLOR FISH』伊藤あさひインタビュー:型にはまらず、自由な心で挑む初主演舞台【新星FILE vol.6】

西田大輔さん作・演出の「ONLY SILVER FISH」シリーズ最新作が、間もなく開幕。1890年代のモンマルトルを舞台とした、画家たちの青春群像劇で主人公のエミール・ベルナールを演じるミュージカル界のホープ・伊藤あさひさんに、今回のユニークな稽古スタイル…

『アニー』岡田浩暉インタビュー:厳しい時代にささやかな夢が膨らみ、幸福が花開くミュージカル

世界大恐慌直後の1933年のNYを舞台に、孤児のアニーが持ち前の明るさと機転で人生を切り拓くさまを描くミュージカル『アニー』。日本でも多くの人々に愛されてきたお馴染みの舞台で、今年大富豪ウォーバックス役を演じる岡田浩暉さんにインタビュー。作品や…

『シルヴィア、生きる』平野綾×鈴木勝吾インタビュー:言葉に魂を込めた詩人たちの“最も幸福で、最も不幸せ”な愛

30歳で夭折したアメリカの詩人・作家シルヴィア・プラス。その生涯で3度、彼女が試みた自殺の意味を、両親や夫テッドらとの関わりを辿る中で紐解く韓国ミュージカルが、日本に上陸。主人公シルヴィア役の平野綾さん、夫テッド役の鈴木勝吾さんに、詩人として…

『奇跡を呼ぶ男』川口調・小林佑玖インタビュー:“希望を後押しするミュージカル”で“奇跡を信じる少年”を演じて

アラン・メンケンが音楽を担当し、2010年にブロードウェイで開幕したミュージカルが、遂に日本に上陸。ゴスペルを中心とした楽曲が連日劇場を沸かせる中で、竹内涼真さん演じる詐欺師の主人公が奇跡を見せてくれると固く信じる少年をダブルキャストで演じる…

『奇跡を呼ぶ男』真瀬はるかインタビュー:“理性と本能”のはざまで揺れる保安官役で拓く新境地

スティーブ・マーティン主演のハリウッド映画をアラン・メンケンの音楽で舞台化し、トニー賞作品賞にノミネートされた『奇跡を呼ぶ男』が、日本に上陸。詐欺師の主人公が出会うカンザスの保安官役を演じる真瀬はるかさんに、本作の魅力や稽古の手応え、充実…

『ブラッド・ブラザーズ』エディ役・山田健登/島 太星インタビュー:不思議な“胸騒ぎ”に導かれた、運命の絆

運命に引き裂かれた一組の双子が、出生の秘密を知らぬ間に再会する…。英国発のドラマティックな名作ミュージカルが、日澤雄介さんの演出で上演中です。双子を演じるキャストのうち、本稿ではエディ役の山田健登さん、島太星さんにインタビュー。数奇な運命を…

『ブラッド・ブラザーズ』ミッキー役・小林亮太/渡邉蒼インタビュー:ひたすらに幸せを求め、懸命に生きた日々

生まれてすぐ離れ離れになった双子の数奇な人生を描き、1983年の世界初演以来、世界中で愛されてきた『ブラッド・ブラザーズ』が、日澤雄介さん演出で上演。双子のうち、貧しい環境に生まれながらも幸せに向かって懸命に生きるミッキー役の小林亮太さん、渡…

『コーカサスの白墨の輪』を語る vol.3 予想だにしない運命に巻き込まれるシモン役・平間壮一:シンギュラリティの足音を感じながら描く“大人の闇”

1948年の世界初演以来、各地で繰り返し上演されている名作『コーカサスの白墨の輪』が、瀬戸山美咲さんの演出で上演。3人のキャストへのインタビューから今回の舞台を多角的に知るシリーズ最終回は、ヒロイン・グルーシェの婚約者シモン役の平間壮一さん。兵…

『コーカサスの白墨の輪』を語る vol.2  命がけで“こども”を守るグルーシェ役・木下晴香:未来を“想像してみる”契機としての舞台

アメリカ亡命時代のブレヒトが人類への希望をこめて書いたと言われる『コーカサスの白墨の輪』が、設定を大胆に変更して上演。置き去りにされた“こども”を命がけで守ろうとする料理女グルーシェを演じる木下晴香さんに、その変更によってさらに浮き彫りとな…

『コーカサスの白墨の輪』を語るvol.1 “飲んだくれの裁判官”アズダク役・眞島秀和:疾走感溢れる舞台、誕生の予感

1948年の世界初演以来、繰り返し上演されているブレヒトの名作が、瀬戸山美咲さんの演出で登場。カラフルなキャスト3人のお話を通して、間もなく開幕する舞台の多面的な魅力に迫ります。初回は今回が初の音楽劇出演となる眞島秀和さん。彼が演じる謎めいた裁…

『メリー・ポピンズ』上川一哉インタビュー:子ども心を大切に、“不可能”を超えてゆくバート役に挑む

大がかりな舞台美術にカラフルなキャラクターたち、そして次々に登場するビッグナンバーがとびきり楽しい『メリー・ポピンズ』。その4年ぶりの日本公演で、新たにメリー・ポピンズの旧い友人、バートを演じる上川一哉さんにインタビュー。稽古も佳境に入った…

ストレート・プレイへの誘い:『欲望という名の電車』篠井英介、19年ぶりのブランチ役で見せる“現代劇の女方”の集大成

20世紀アメリカ演劇を代表するテネシー・ウィリアムズの戯曲『欲望という名の電車』。主人公ブランチは錚々たる名優たちが演じてきましたが、その中でも世界で唯一、「女方」として演じたのが、篠井英介さんです。前回公演から19年、半ば伝説となりつつあっ…

『ラパチーニの園』観劇レポート:密やかに生い茂る、情念の園

ナサニエル・ホーソーンのゴシック短編小説『ラパチーニの娘』を原作として、韓国で誕生したミュージカルが日本に上陸。5人編成で描く濃密な“人間の光と闇”のドラマをレポートします。