Musical Theater Japan

ミュージカルとそれに携わる人々の魅力を、丁寧に伝えるウェブマガジン

2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧

映画『生きる―Living』:英国流リメイクで浮かび上がる“生命の物語”の真価

1952年の黒澤明映画を、英国に舞台を移してリメイクした『生きるーLiving』が、東京国際映画祭でクロージング上映。2023年3月末には全国の映画館で封切られます。秋にはミュージカル版の再再演も予定されている中で、予習にもなり、比較対象としても興味深い…

渋谷真紀子の連載エッセイ『大夢想展』Vol.6「コロナ禍を救うスウィング達(米豪事例含む)」

新進気鋭の演出家・渋谷真紀子さんの連載エッセイ第六弾では、最近日本でもその役割がクローズアップされている「スイング」をご紹介。渋谷さん自身の経験や、米豪の俳優たちの生の声を織り交ぜながら、その実像と重要性を教えていただきました。

『洪水の前』ラサール石井、宮田佳奈インタビュー:いずみたくの“隠れた名作”、25年ぶりに上演

ドルーテンの戯曲『私はカメラ』を、満州を舞台に翻案し、1980年に初演。“日本版『キャバレー』”と話題を呼んだ『洪水の前』が、実に25年ぶりに上演されます。“司会者”役など4役で主演するラサール石井さん、ヒロイン・茉莉役を演じる宮田佳奈さんに、2022年…

『SHOW-ism Ⅺ BERBER RENDEZVOUS』観劇レポート:“輝ける彼女たち”が紡ぎ出す、親密で壮大なストーリー                                                                                                                                                                                                

小林香さん独自の世界観と美意識が投影された人気シリーズ「SHOW-ism」第11弾が、シアタークリエで開幕。12名の女性たちが華麗に、エネルギッシュに展開するステージ『BERBER RENDEZVOUS』をレポートします。

『スクルージ』武田真治インタビュー:ミュージカルとの出会いで得た、表現者としての自由

名作『クリスマス・キャロル』を舞台化した『スクルージ』で、薄給にもめげず守銭奴の主人公のもとで働く事務員、ボブを演じているのが武田真治さん。映像に音楽活動と、多彩な活躍で知られる武田さんですが、出会うべくして出会ったのがミュージカルだった…

『スクルージ』相葉裕樹インタビュー:“本当に大切なもの”が見えてくる、珠玉のクリスマス・ミュージカル

ディケンズの『クリスマス・キャロル』を舞台化したミュージカルが日本で7度目の上演。市村正親さんのライフワークでもある本作で今回、市村さん演じるスクルージの若き日と、その甥ハリーの二役を演じるのが相葉裕樹さん。クリスマスの思い出や本作に対する…