Musical Theater Japan

ミュージカルとそれに携わる人々の魅力を、丁寧に伝えるウェブマガジン

2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧

音楽劇『死んだかいぞく』観劇レポート:シンプルで深い“生と死のメッセージ”【親子で観たい!2024夏の舞台①】

世代を超えて楽しめる作品が多数登場する夏休み。お一人様のみならず、家族での観劇にもお勧めしたい演目を厳選してご紹介します。第一弾は下田昌克さんの人気絵本を舞台化した音楽劇『死んだかいぞく』。8月末まで各地を巡演中です。

『モダン・ミリー』2024観劇レポート:鮮やかに、軽快に描く、モダン・ガールの“幸福探し”

20世紀初頭の大都会NYを舞台に、今を生きる女性たちも大いに共感できる「自分探しの物語」として好評を博した、小林香さん演出版『モダン・ミリー』が待望の再演。一部に新キャストを迎えた舞台をレポートします。

『ビリー・エリオット』吉田広大インタビュー:“光と影の物語”を熱く生きる

2009年のトニー賞10部門を受賞し、日本でも上演の度に好評を博してきたミュージカルが、この夏再再演。主人公ビリーの兄で、ストライキに身を投じて行くトニーをダブルキャストで演じる吉田広大さんに、「兄の心情」をじっくりと語っていただきました。

オペラ『蝶々夫人』演出・宮本亞門ロング・インタビュー:世界を舞台に活躍する中で今、見えてきた“アジア人のチャンス”

ミュージカルから能まで幅広いジャンルで活躍する宮本亞門さんが、新解釈で演出し、各地で絶賛されたオペラ『蝶々夫人』が、5年ぶりに東京で上演。作品への思いから世界を舞台に活動する上での信条、舞台に憧れる若い世代へのアドバイスまで、様々なお話をじ…

『ラフへスト~残されたもの』ソニンに訊く:二つの時間軸で描く、濃密な人生の物語

韓国を代表する二人の芸術家たちに愛され、自身もエッセイや絵画の世界で活躍したキム・ヒャンアンの人生を描く独創的なミュージカルが、日本に上陸。タイトルロールを演じ、訳詞にも挑戦しているソニンさんに、作品の魅力や訳詞の手応えなどをじっくり語っ…

『ピーター・パン』小野田龍之介インタビュー:フック船長/ダーリング氏にとっての“時間”、ピーターにとっての“時間”

1981年以来、日本の夏休みにワクワクをもたらしてきた『ピーター・パン』。昨年からフック船長/ダーリング氏で続投している小野田龍之介さんに、ファミリーで楽しめつつ、大人もはっとさせる深さを持つ本作の魅力を、たっぷり語っていただきました。

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』平方元基インタビュー:めくるめく魔法とともに描き出す、“父親になりきれていない”ハリー

日本でも2022年に開幕し、間もなくロングラン3年目に突入する舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』。7月から新たにハリー役を演じる平方元基さんに、オーディションの思い出や作品観など、じっくりお話いただきました。