Musical Theater Japan

ミュージカルとそれに携わる人々の魅力を、丁寧に伝えるウェブマガジン

板垣恭一×永野亮比己 MTJクロストーク:目指す表現のために、諦めずに闘う。

精力的に新作ミュージカルを手掛けている演出家・板垣恭一さんと、卓越したダンスを武器に劇団四季で活躍、近年は振付家、演出家としても知られる永野亮比己さん。これまで接点が無かった二人が、互いに新作舞台を控える中で、クロストークに挑戦。“演出の極…

『スクールオブロック』観劇レポート:心に音楽(≒自由)があることの歓び

2020年に初演の予定がコロナ禍により中止となった『スクールオブロック』が、満を持して上陸。破天荒な主人公を西川貴教さん、柿澤勇人さんがダブルキャストで演じ、子供から大人まで、幅広い層が心行くまで楽しめる舞台をレポートします!

劇団ぼるぼっちょ『魔女のメヌエッサ』稽古場レポート:ウィットに富んだ“シェイクスピア×おとぎ話” 音楽劇

安倍康律さんが主宰し、作・演出・作詞作曲・振付を担当している劇団ぼるぼっちょが、4年ぶりに新作を上演。前回はユーモアたっぷりのメルヘン調音楽劇でしたが、今回はいかに? 佳境に入った稽古を、主演の高橋由美子さん&振付も兼ねる碓井菜央さんのミニ…

高野菜々「“一寸先”にあるのは闇ではない、と信じるために。」:『生きる』2023を語る

幅広い層に支持されるオリジナル・ミュージカルの傑作『生きる』再再演が、間もなく開幕。今回新たに小田切とよ役を演じる高野菜々さん(音楽座ミュージカル)に、主人公・渡辺勘治にインスピレーションを与えることになる“とよ”役に取り組む日々を語ってい…

平方元基「深呼吸をして、この問いに向き合う。」:『生きる』2023を語る

黒澤明監督の名作映画を2018年に舞台化し、ふだん観劇から縁遠い層にも浸透、絶賛された『生きる』が、待望の再再演。ストーリーテラーでもある“小説家”役をダブルキャストでつとめる平方元基さんに、本作と出会って深めてきた思い、稽古の手応えなどを語っ…

ストレート・プレイへの誘い『SHINE SHOW!』観劇レポート:カラオケ大会をめぐる、愛すべき人々の狂騒曲

朝夏まなとさん、中川晃教さんら多彩なキャストが、劇団アガリスクエンターテイメントの冨坂友さん脚本、山田和也さん演出のコメディに出演。カラオケ大会という「等身大の世界」を舞台に繰り広げられる騒動の行方は?歌唱シーンもたっぷりの舞台をレポート…

『ヴァグラント』廣野凌大インタビュー:脆くて強い、“人間くさいヒーロー”を生きる

ポルノグラフィティのギタリストである新藤晴一さんと、板垣恭一さんがタッグを組んだオリジナル・ミュージカル『ヴァグラント』が間もなく開幕。大正時代の炭鉱の町を舞台とした物語で、主人公・佐之助を演じる廣野凌大さんに、開幕直前の手応えや一筋縄で…

『スクールオブロック』演出・鴻上尚史インタビュー:“夢見る頃を過ぎた世代”の心にも響く、傑作ミュージカル

2020年にコロナ禍で公演中止を余儀なくされた『スクールオブロック』が、遂に日本初演。名門進学校を舞台にした破天荒な快作の日本版を演出する鴻上尚史さんに、本作の魅力、キャストへの期待や秘めた野望(⁈)などさまざまにうかがいました。

『KANO ~1931 甲子園まで2000キロ~』大浦龍宇一、台湾キャストインタビュー:3民族混成チームが起こす奇跡、一世紀後に演じる意味

愛媛県の坊っちゃん劇場でロングラン中の新作『KANO~1931 甲子園まで2000キロ』がこの夏、作品にちなんで日本人、台湾人キャストの混成チームで特別上演。感動の実話をもとにした舞台に挑む主演の大浦龍宇一さん、台湾人キャスト3名にお話をうかがいました。

『スクールオブロック』濱田めぐみインタビュー:あの日のひらめき、そして今

J・ブラック主演で一世を風靡したコメディ映画が、A・ロイド=ウェバーの手で舞台化され、遂に日本に上陸。ロックかぶれの主人公の前に立ちはだかる厳格な校長ロザリーを演じるのが、『バンズ・ヴィジット』での好演も記憶に新しい、濱田めぐみさんです。ご…

親子で観たい!この夏のミュージカル②『シュレック・ザ・ミュージカル』:おとぎ話に織り込まれた、胸熱くなるメッセージ

この夏、「子供とどこに行こう」というご家族にお勧めのミュージカル第二弾は、昨年のトライアウトが大好評を博した『シュレック・ザ・ミュージカル』フルバージョン公演。なんと各回で文化庁による子供招待枠が設定されています。公演は30日まで、お時間の…

親子で観たい!この夏のミュージカル①『カラフル』:思春期の子供と家族、それぞれの思いをヴィヴィッドに描く

23年の夏休み、“子供とお出かけ、どこに行こう?”という方に向けて、親子鑑賞にぴったりのミュージカルをご紹介します。一本目は、YA小説の傑作を小林香さんの脚本・演出で舞台化した『カラフル』。久々のミュージカル出演に体当たりでのぞむ、鈴木福さんの…

『ピーター・パン』長谷川寧&山﨑玲奈インタビュー:“いつもと違う”ピーター・パン、誕生の予感

1981年の日本初演以来、長く愛され続ける『ピーター・パン』が、今年は演出家に長谷川寧さん、新ピーター・パン役に山﨑玲奈さんを迎えてリニューアル。子供たち(と元・子供たち)が魅了されずにはいられない冒険の物語は今回、どのように描かれるでしょう…

『シュレック・ザ・ミュージカル』spiインタビュー:シンプルに届けたい、“自己肯定”のメッセージ

昨夏のトライアウト公演が幅広い世代に愛された『シュレック・ザ・ミュージカル』が、ついにフルバージョンとなって登場。前回に続いて主人公シュレックを演じるspiさんに、本作の魅力や今回の抱負、また近年のご活躍等についてうかがいました。

『ファントム』城田優インタビュー:“最高峰からの眺め”を求めて

演出と主演という「二刀流」を成し遂げた『ファントム』前回公演から4年、今回はそれらに加えて恋敵役も、と「三刀流」に挑む城田優さん。今回は彼の演出に対するこだわりにフォーカスし、城田さんが目指す決定版『ファントム』像についてうかがいます!