Musical Theater Japan

ミュージカルとそれに携わる人々の魅力を、丁寧に伝えるウェブマガジン

『ブラッド・ブラザーズ』堀内敬子インタビュー:“肝っ玉母さん”の愛情深さ、力強さ

血のつながりを知らずに育った双子の悲劇を描く名作『ブラッド・ブラザーズ』で、双子の母親を演じているのが堀内敬子さん。劇団時代に多く演じた可憐なヒロインから打って変わっての“肝っ玉母さん”役にどのようにアプローチしているか、稽古終盤の某日、お…

『遠ざかるネバーランド』神田恭兵・青柳塁斗・川原一馬に訊く、“ダークファンタジー”の醍醐味

女子高生のいずみがネバーランドへと迷い込み、「空を飛ぶ」ことを夢想するが…という、『ピーターパン』の世界を借りたダークファンタジー・ミュージカルが4年ぶりに上演。ヒロインを取り巻く重要キャラクターを演じる神田恭兵さん・青柳塁斗さん・川原一馬…

『ブラッド・ブラザーズ』ウエンツ瑛士インタビュー:“揺るぎない芯”を抱いて

格差社会が生み出す悲劇を描いた『ブラッド・ブラザーズ』で、数奇な運命をたどる双子のうち、裕福な家庭で育てられるエドワードを演じるのがウエンツ瑛士さん。日本の観客に向けて「階級」をどう見せるか、試行錯誤のご様子、また様々な学びがあったという…

『ブラッド・ブラザーズ』柿澤勇人インタビュー:反骨のスピリットが迸る、数奇な人間ドラマ

世界各地で愛されてきた英国発の名作『ブラッド・ブラザーズ』が久々に日本で上演。血のつながりを知らずに育った双子の一人、ミッキーを演じる柿澤勇人さんに、これまでにないくらい壮絶だという現場の様子、作品理解のヒントなどをたっぷりお話いただきま…

『メリー・ポピンズ』石川新太インタビュー:全てを忘れられる3時間に

間もなく開幕する大作ミュージカル『メリー・ポピンズ』で、おっちょこちょいの使用人ロバートソン・アイを(ダブルキャストで)演じる石川新太さん。近年頭角を現しつつある若手ホープに、愛すべきキャラクターへのアプローチをうかがいました。

『笑う男』観劇レポート:弱き者の声、胸に刻まれる舞台

ヴィクトル・ユゴーの後期作品を舞台化した『笑う男』が、3年ぶりに日本で上演。東京では帝国劇場に場を移しての公演となった舞台をレポートします。

『僕はまだ死んでない』観劇レポート:魅力的なヴィジュアルとともに問いかける「生きるとはどういうことか」

昨年「VR演劇」として上演された『僕はまだ死んでない』が、改訂をほどこし、舞台版として登場。終末期医療を巡るドラマを充実のキャストで描き、3月20日からはオンデマンド配信も予定されている話題作をレポートします!

『SLAPSTICKS』観劇レポート:追い求め続ける“夢の破片”

ケラリーノ・サンドロヴィッチさんの戯曲を様々な演出家が手掛ける「KERA CROSS」シリーズ第四弾。サイレント映画からトーキーへ、時代の転換期にハリウッドで夢を追った青年を描く『SLAPSTICKS』が、三浦直之さんの演出で上演。充実のキャストが描きだす追…

『アーモンド』今井朋彦インタビュー:観る人の世界、作品世界のオーバーラップ

その卓越した台詞術で様々な演目からひっぱりだこの名優・今井朋彦さんが、韓国発のベストセラー小説『アーモンド』の舞台版に出演。これまでの出演作とはテイストの異なる作品をどのようにとらえているか、たっぷり語っていただきました。

『アーモンド』長江崚行・眞嶋秀斗インタビュー:"心の深いところ"に到達する物語

「感情を持たない」主人公の出会いと成長を描き、世界的なベストセラーとなった韓国発の小説『アーモンド』が、板垣恭一さんの脚本・演出で舞台化。主人公ユンジェと荒々しい性格のゴニを回替わりで演じる長江崚行さん・眞嶋秀斗さんに、二つの難役に取り組…

『Into The Woods』観劇レポート:それでも、人生という名の“森”に分け入ってゆく者たちへ。

おとぎ話の世界を通して、人間の欲望を描き出すソンドハイムの名作『Into The Woods』が、久々に日本で上演。独自のこだわりが感じられる舞台をレポートします。

『僕はまだ死んでない』上口耕平インタビュー:“無限にある答え”に思いを馳せて

世界的な注目を集める演出家・ウォーリー木下さんが挑むストレート・プレイ『僕はまだ死んでない』。終末期医療の問題に切り込んだ意欲作で、主人公とその幼馴染を回替わりで演じるのが上口耕平さんです。誰もが当事者になりうるテーマに演劇という形で取り…

『The View Upstairs』演出・市川洋二郎インタビュー:“今”を生きる人々に届けたい理由

オフ・ブロードウェイで2017年に初演、その衝撃的な内容が話題となった舞台が平間壮一さん、小関裕太さんらの出演で日本に上陸。1970年代にアメリカで起こった事件をもとにした舞台は、なぜ「今」の観客に響くのでしょうか。翻訳・訳詞・演出・振付を担当し…

『ライオンキング』青山弥生インタビュー【前編】“命への思い”さらに深く

1998年に開幕以来、日本では異例中の異例とも言える無期限ロングランを続けてきた『ライオンキング』。この舞台にオリジナル・キャストとして、開幕時から(断続的に)ラフィキ役を演じてきたのが、青山弥生さんです。23年間演じ続けてなお、発見があるとい…

『ライオンキング』青山弥生インタビュー【後編】“日はまた昇る”という言葉を胸に

”日本で最も上演回数の多いミュージカル”でもある『ライオンキング』で、1998年の開幕時から(断続的に)ラフィキを演じている青山弥生さん。インタビュー後半では、作品の見どころの数々を振り返ります!