Musical Theater Japan

ミュージカルとそれに携わる人々の魅力を、丁寧に伝えるウェブマガジン

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『キングアーサー』観劇レポート:スケール感豊かに描く“運命との対峙”

【3月下旬~オンライン配信有】古くから語り継がれるアーサー王伝説を、『1789ーバスティーユの恋人たち』等で知られるドーヴ・アチアが2015年に舞台化したロックミュージカルが、男女キャストで日本に上陸。視覚、聴覚、そしてエモーションの3方向から観客…

『マチルダ』大塚千弘インタビュー:「自分の個性を分かってくれる人はどこかにいる。未来はきっと切り拓ける」と信じられるミュージカル

ロアルド・ダールの人気児童文学を原作として舞台化されたミュージカルが、遂に日本に上陸。主人公マチルダの不幸の原点⁈こと、“毒親”ミセス・ワームウッドを演じる大塚千弘さんに、初めて本作を読んだ小学生当時と今との作品観の違い、ミセス・ワームウッド…

『マチルダ』嘉村咲良・熊野みのり・寺田美蘭・三上野乃花インタビュー:本が大好きで“ちょっと特別”な女の子の活躍をお楽しみに!

理不尽な大人たちに立ち向かう5歳の少女を描き、各国で大ヒット中のミュージカルが間もなく、日本でも開幕。1000人以上が参加したオーディションで選ばれた4人に、マチルダを演じたかった理由や稽古の手応え、お勧めの見どころなど、のびのびと語っていただ…

『ジキル&ハイド』栗原英雄インタビュー:善悪渦巻く社会で生き抜く彼は白か黒か、それとも。

実験によって二重人格となってしまう科学者を描くミュージカルが、待望の再演。主人公の義理の父となるダンヴァース卿役の栗原英雄さんに、作品に取り組む心境や気心の知れた仲間たちとの共演、ミュージカルへの思いなどお話いただきました。

『太平洋序曲』海宝直人インタビュー:数学のような美しさ秘めた音楽に身を委ね、“現代日本の起点”に思いを馳せて

日本の開国を描いたソンドハイムの野心作が、マシュー・ホワイトの新演出で上演。ひょんなことから外国との折衝を担うことになる下級武士・香山をダブルキャストで演じる海宝直人さんに、ソンドハイム音楽について思うこと、作品が投げかけるものなど、様々…

『ノートルダムの鐘』野中万寿夫インタビュー:カジモドを育てる気持ちには、一点の曇りも無かった

ヴィクトル・ユゴーの『ノートルダム・ド・パリ』を原作として、中世の人間ドラマを鮮やかに描き出した『ノートルダムの鐘』が、京都で上演中。2016年の日本初演以来、大助祭フロローを骨太に演じ続けている野中万寿夫さんに、複雑な感情渦巻く難役を演じる…

『ビリー・ホリデイ物語』A・マクドナルドの絶唱を、映画館で。

こだわりのアングルで収録された英米のよりすぐりの舞台を、映画館で上映するシリーズ「松竹ブロードウェイシネマ」。3月10日からは、20世紀を代表するジャズ・シンガーの一人、ビリー・ホリデイの晩年のライブを描く『ビリー・ホリデイ物語』が上映されます…