Musical Theater Japan

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未来和樹・𠮷岡花絵・木村咲哉・川口調/元ビリーたち&元アニーが語る“僕らの今、そして未来”:新星FILE vol.2

(左から)𠮷岡花絵 2001年千葉県出身。2013年『アニー』でタイトルロールを演じる。最近作に『四月は君の嘘』がある。未来和樹 2002年熊本県出身。2017年『ビリー・エリオット』、19年『オリバー・ツイスト』でタイトルロールを演じる。川口調 2007年兵庫県出身。2020年『ビリー・エリオット』ビリー、21年『オリバー!』アートフル・ドジャー役。本年バトントワーリング世界選手権フリースタイル個人男子ユース部門で優勝。木村咲哉 2006年東京都出身。2017年『ビリー・エリオット』ビリー。最近作に『THE BOY FROM OZ』ヤングピーター役がある。🄫Marino Matsushima 禁無断転載


2017年の『ビリー・エリオット』日本初演でビリー役をつとめた未来和樹さんが、この春、東京大学に合格を果たし、俳優活動を再開。2018年、19年に自ら企画・構成・演出・振付をつとめて開催したライブの第三弾を、「伝苑」というタイトルで近日開催します。 

ゲストに2013年の『アニー』でタイトルロールを演じた𠮷岡花絵さんと、ビリー役の“同期”の一人である木村咲哉さん、そして20年の『ビリー・エリオット』再演でビリーを演じた川口調さんを迎え、ミュージカル・ナンバーを含む幅広い選曲と工夫を凝らした演出、振付で楽しいショーを創り上げる予定。8月某日、稽古中の“元ビリー、元アニー”たちを訪ね、公演に向けた抱負や将来に向けての夢をじっくり、たっぷり語っていただきました。 

出演者それぞれの持ち味を活かした 
LIVEで、生きる力をお届けします 

 

未来和樹LIVE 2022「伝苑」リハーサルより。(撮影の瞬間のみマスクを外しています)🄫Marino Matsushima 禁無断転載

――まずは皆さんの関係性からうかがいますが、未来さんと木村さんが『ビリー・エリオット』日本初演のビリー役をつとめたのは皆さんご存じとして、他のお二人とはどのように親しくなられたのですか? 

未来和樹(以下、未来)「(𠮷岡)花絵ちゃんは僕が以前、ミュージカルの勉強をしていた劇団の別支部に在籍されていたんです。僕がビリーをやる前に『アニー』を演じていて、年に一度の、全支部のメンバーが集まる歌のコンテストでも美声を響かせていて、憧れの存在でした。そんな折、劇団内で作るCDで花絵ちゃんと1曲デュエット出来ることになって。“あの花絵ちゃんと歌える!”と幸せに思いました。 

それをきっかけに親しくなって、3年前のライブにもゲストで出演して頂いたのですが、お客様からも“𠮷岡さんの歌声に圧倒された”とご好評いただいて、すごく嬉しかったです。今回、生の歌声を数年ぶりに聴けるのが、一ファンとして僕自身も楽しみです」 

𠮷岡花絵(以下、吉岡)「プレッシャーですが…(笑)、頑張ります」

未来「再演のビリーの時、僕自身はちょうど受験勉強で観られなかったのですが、川口君はお芝居も歌もダンスも表現力があって素晴らしいという噂は聞いていました」 

𠮷岡「私、(彼のビリーを)観ました!」 

未来「受験も終わってとある舞台を観に行ったとき、調君にたまたまお会いして、初めてお話したんです。歌やダンスに加えて、バトントワーリングも頑張っていて、いろんな方面で才能を持っていることを知って、そういうものを僕のライブでお客様に届けられたらうれしいかなと思って、一緒にやりませんかと声をかけたんです。で、咲哉は…」 

木村咲哉(以下、木村)「3年前の(未来さんの)ライブを観に行ったとき、軽いノリで“僕も出してよ”ってお願いしたのを覚えていてくれて」 

未来「ずっと一緒にやりたいと思っていたんですが、彼は売れっ子で次から次に舞台をこなしていて、なかなか声がかけづらくて。でも3年前にやりたいと言ってくれたので、次回は絶対一緒にと思っていて、今回、ようやく実現しました」 

未来和樹LIVE 2022「伝苑」リハーサルより。🄫Marino Matsushima 禁無断転載

 

――3人から見て、未来さんはどんな方ですか? 

木村「ビリーの時に、歳が4つ違うんですが、全然ためな感じでお話させてくださって」 

未来「彼、生意気なんですよ(笑)」 

木村「稽古でも楽しくやらせていただいてます」 

未来「この前、久しぶりに会ったときに、真顔で僕を見つめながら“これが東大生とは思えない”って(笑)。歳の差が無い感じで仲良くしてます」 

――でも、そういう方がやりやすいのでは? 

未来「もちろんです! かわいいです(笑)」 

木村「これからもよろしくお願いします(笑)」 

吉岡「私は劇団の歌のコンクールで、初めて和樹君が出場した時のことをよく覚えているんです。“ブルースカイ♪”って、自分で作詞作曲した歌を歌っていて、“やばい子が来た”と思って(笑)」 

未来「小4の時ですね。だいたいみんなミュージカルの歌を歌うのですが、もっと面白いことしたいな、自分で作詞作曲して歌ったらお客様にも喜んでいただけるんじゃないかな、と思ったんです」 

吉岡「ユーモアもあるし踊りも歌もうまいし、すごいなぁ、と思っていました。ビリーのオーディション番組も毎週応援しながら見ていたので、こんなに立派になられて私も嬉しいですし、今回も大切なライブにまた参加させていただけて光栄です」 

川口調(以下・川口)「僕はビリーの初演の時、オーディションの番組や製作発表の映像、そして本番の舞台を通して、ダンスもお芝居も歌も上手な未来さんを拝見して、ここを目指さないと、と思っていました。なのに、今年はそれに加えて東大にも合格されて、未来さんってなんでもできちゃう完璧人間だな、と思って…(笑)。これからも目指していきたい存在だなと思っています」 

未来「調君は最初緊張していたけど、だんだん慣れてきたみたいで、もう打ち解けてるよね」 

川口「はじめは、未来さんと咲哉さんと(ダンサーの廣瀬)喜一さんがストレッチされているところに、僕が入って大丈夫かな?と気後れしていましたが、優しく接して下さって有難いです」 

未来「最近は咲哉の悪いところを吸収して、小生意気になってきてます(笑)」 

吉岡「かわいらしいですよ(笑)」 

未来「はい、かわいいです(笑)」 

未来和樹LIVE 2022「伝苑」リハーサルより。🄫Marino Matsushima 禁無断転載

 

――若い俳優さんがセルフプロデュースで、構成・演出・振付も兼ねてというライブはなかなかないと思いますが、なぜ挑戦されようと思ったのですか? 

未来「前から思っていたことではありますが、特にこの2,3年、ずっと舞台から離れてひたすら覚える作業の多い受験勉強をするなかで、やはり自分は何もないところから何かを生み出すほうが楽しいしやりがいを感じるな、大学生になったらすぐにライブを自分でやりたい、と強く思っていて、それを実現させたという感じです。2017年にビリーをやって、18年に第一弾、19年に第二弾のライブをやって、その後しばらく受験で舞台をお休みして、今回が3回目です。だんだんいろんなことをパワーアップしていこうと思っていて、今回はゲストやダンサーの数も増え、ダンスナンバーもたくさん入れていて、自分的にハードさは増しています」 

――演出家・振付家としての未来さんはどんな方でしょう? 

木村「一人で悩みながら曲を聴いて振りを作っている姿がかっこいいです」 

未来「そうなの?(笑)」 

木村「振りをつけながら、“ここは何したい?”と聞いてくれたりもして。一緒に楽しくやってくれます」 

――こんな振付難しすぎるでしょ、みたいなことは無いですか? 

木村「あります(笑)。しごかれてます」 

未来「咲哉はバク転も得意で、ストリート系もバレエも踊れるし、調君は体のラインがすごくきれいでバトンもうまい…というふうに、皆ちょっとずつ違うものを持っているから、それを生かしたいなと思って、その人に合った振りを心がけています。何がしたいかを話す中で、いいなと思ったものをとりいれたり。本人の個性をお客さんに伝えたいと思うとどんどん注文がハードになってしまって(笑)。それでもみんなついてきてくれて嬉しいです」 

吉岡「今回初めて和樹君が振付をしてるところを見たのですが、おっしゃるように一人一人の個性を生かした振りを考えていて、本当に尊敬しかないです」 

未来「僕こそ花絵ちゃんには尊敬しかないです」 

川口「初めての稽古で“10分位待っててね”と言われて、僕が歌詞を覚えたりしている間、ずっと静かにiPadを見ながら座り込んで考えていらっしゃったんです。でも10分たったら最後まで(そのパートが)出来上がっていて、頭の中で作り上げてしまうその集中力が凄いな、とびっくりしました。年齢の低い僕でもやりやすいような踊りを考えて下さるのが有難いし、踊っていて楽しいです」 

――曲目にも皆さんの意見が反映されているのですか? 

未来「曲目は僕が決めたものが多いです。この人はこの曲が合ってるな、とか考えるのが楽しいですね」 

木村「僕は某有名ミュージカルのメドレーの中で、あるナンバーを担当しますが、やったことないタイプのキャラクターなので、しっかりできるよう努力したいです」

未来「この役をこの人がやったら喜ばれそうだな、というふうに、お客様の立場から考えています。徹底的にお客様の気持ちになるというか、どういうものが期待されているかを一番に考えて、それに沿ったり、逆にいい意味で裏切れるようにということを大切に構成しています」 

――意外性という意味では、前回のライブで歌われた「ヨイトマケの唄」には驚きました。もともと子供の視点の唄、ではありますが、それを実際に少年が歌うことで生まれるリアリティたるや…。 

未来「良かったというお声をいただき、嬉しかったです」 

――今回はシャンソンに挑戦されるのですね。 

未来「僕はお芝居をしながら歌う歌が好きで、今回の公演タイトルに“伝”という字を使っているように、歌って何かを伝えられるものだと思っています。お客様につらいことがあっても、明日から頑張れそうだと思える活力ややる気をお伝えできる媒体ではないかな、と思っているので、そういう、歌の特性を最大限活かせる歌が好きで。だから『ヨイトマケの唄』の時のように、お芝居の気持ちで歌える歌を入れたいなと思っていたら、シャンソンがいいんじゃないかと思って、今回挑戦することにしました。プレッシャーもありますが、頑張りたいと思います」 

――――どんなショーになったらいいなと思いますか? 

木村「かっこいいところはものすごくかっこよく、気持ち悪いところはすごく気持ち悪くうねうね動いて…」 

――気持ち悪い⁈ 

未来「今回、徹底的に皆の動きを気持ち悪くしようというのが目標のナンバーがありまして、イメージとしては、『崖の上のポニョ』に出てくる、うにょうにょしたキャラクター、ああいった感じでちょっと気持ち悪い風にしたいなと」 

木村「そういう部分とかっこいい部分の二つを使い分けて行きたいです」 

吉岡「今回、たぶん和樹君がいなかったら集まることのなかったメンバーが揃ったことで、楽しみにして下さってる方もたくさんいらっしゃると思うので、たくさんの思いを届けられたら、と思っています」 

川口「今回、某有名ミュージカルのメドレーで僕が歌うナンバーは、家でお姉ちゃんと踊りながら歌っていた大好きな曲です。これまで出演した舞台でもお客様に楽しんでいただけるように、とは意識してきましたが、今回は自分が楽しんで、その楽しさをお客様と共有出来たらいいなと思っています。楽しい時間を一緒に過ごしたいです」 

未来「今回、ライブのタイトルを『伝苑』としていまして、辞書で引くと“苑”という字には、芸術が集まる場所という意味があります。自分だけの芸術、いろいろな個性を持ったメンバーが集まって、以前のようにうまく社会の歯車が回っていかない時代ではありますが、またこれまでと違う無理を強いられている方もたくさんいらっしゃるとは思いますが、明日からもがんばるぞと思っていただけるよう、活力、勇気、そういうものを皆で伝えられるような舞台にしたいなと思っています」 

未来和樹LIVE 2022「伝苑」リハーサルより。右は『ビリー・エリオット』日本初演のオーディションで最終審査に残った廣瀬喜一さん。今回はゲストダンサーとして出演。🄫Marino Matsushima 禁無断転載

――プロフィール関連のお話もうかがいたいと思います。まず、皆さんは既に子役として大きな成功をおさめられましたが、皆さんの舞台を観て憧れ、“私も舞台に立ってみたい!”と思っているキッズたちに、レッスンをするにあたってこんなことを意識するといいよということがありましたら、アドバイスいただけますか? 

未来「僕が何をするにも大事にしてきたのは、自分で徹底的に考えるということです。自分の達成したい目標に対して、何が足りないのかを明確にして、それを補うためにはどういうことをどうやるのが効果的かを考えて、それを緻密に計画立てて実行する、それが考えるということだと思っています。そういうことを試してみるといいのではないでしょうか」 

𠮷岡「私は、レッスンも大事だけど、いろんなことに触れたり、発見することが大事だと思っています。経験はいろいろな形で将来に繋がって役立つので、興味を持って挑戦してみるといいんじゃないかと思います。頑張って下さい!」 

木村「レッスンで出来ないことがあったら、次回のレッスンまでひたすら公園とかで練習して、出来るようにしてから次のレッスンに行くとか。出来ないことをつぶしていって、出来ることを増やしていくといいかなと思います」 

川口「いろいろ挑戦することも大事ですが、自分が好きなこと、得意なことを見つけるのも大事かなと思います。ダンスが得意な人、歌や演技が得意な人、いろいろな人がいてミュージカルになっていると思うので、まずは自分が得意なものを見つけて頑張ってみる。そうすることで目標に近づきやすくなるのかな、と思います」 

――子役から大人の俳優となってゆくにあたり、苦労される方もいらっしゃるかと思いますが、皆さんはいかがですか? 

未来「僕が一番きつかったのは変声期ですね。もともと声が高くて自分でも好きだったので、それがビリーが終わった直後からでなくなっていって。数年ぐらいは何も歌えないくらい声が出ず、声域も狭くて、歌うのが好きで暇さえあれば歌っていたのに本当につらくて、最初の頃は毎日泣いてたくらいつらかったです。でも今はだいぶ落ち着いて、改めて歌の勉強をして、新しい声を十分生かせるように頑張っています」 

𠮷岡「私は今21歳なのですが、この年齢になると周りが活躍し出して、どうしても比べてしまうのがつらいですね。すごく焦ってくる自分がいるのですが、なるべく比べず、自分の得意なところに自信を持てるよう、頑張っているところです」 

木村「ちょっと似ているのですが、僕も深く考えがちなタイプで、一時期“どうしてこれができなかったんだろう”と自分を否定しがちでした。でも、“もういいや”と心機一転してトライしてみたら出来るようになったので、今は考えすぎずにやるのがいいのかなと思っています」 

川口「僕は大人の俳優にはまだまだですが、ビリーが終わってから、“自分は何をしたいんだろう”と考えてしまった時期はありました。正直、自分の声があまり好きなほうではなくて…」 

未来「めっちゃいい声だけどね」 

川口「(歌より)踊るほうが好きだったので。でも、声優のお仕事をいただいて、役に成りきって声を出す楽しさを初めて知ることが出来て、何でも挑戦することは大事だな、と実感しました。これから壁にぶち当たることもあると思いますが、なんでも挑戦していこうと思っています」 

――どんな表現者を目指していますか? 

木村「TVのバラエティ番組で、ある歌手の方が毎回、一曲披露する度に誰かが号泣するのを見て凄いなと思ったことがあるのですが、僕も歌だけでなく、ダンスや芝居でも誰かを感動させることが出来るような表現者になりたいなと思っています」 

𠮷岡「私は自分の趣味も観劇というほどミュージカルが大好きで、観に行く度に明日も頑張ろうと思ったり、勇気や元気をいただいています。私の歌や演じている姿を見て、何か新しい夢を見つけたり、頑張ろうと思っていただけるような役者を目指しています」 

川口「自分の演技や歌、ダンスを通して、観に来て下さった方の心を少しでも動かすことが出来るような役者を目指しています」 

未来「受験勉強中に改めて思ったのですが、僕は自分のために何かをするのが得意じゃないというか、自分のためと思うときついという気持ちの方が大きくなるけど、例えばライブを楽しみにしてくれる方のために頑張ろうと思うと自然とやる気が出てきたりします。誰かのために頑張ることが、(結果的に)自分のためにもなっていたり。これからも、お客さんのことを一番に考えられるような表現者でありたいと思っています」 

――では最後に。5年後10年後は皆さんの時代になって行くと思われますが、ミュージカル界がこんなふうになっていったらいいなという夢はありますか? 

未来「ミュージカルの世界には、実力はあるけどなかなかチャンスを掴めないでいる方もたくさんいらっしゃると思います。そういう方たちがみんな輝けるような世界になるといいなと思っていますし、自分もそのために何か動けるといいなと思っています。 

とりあえずの目標として、僕は創造することが好きなので、起業してミュージカル作品を創り、実力があるけどまだ輝けずにいる人たちに演じてもらい、そこに自分もちょこっと出られら、といったことを考えています。そういう形で、実力を持つ人たちを前に押し出すような手助けが出来たらいいなと思っています」 

――その折にはお三方も参加して…。 

(𠮷岡さん・木村さん・川口さん目を輝かせて首肯) 

未来「そのころにはみんなは僕の手の届かないところにいると思うけど(笑)」 

𠮷岡「私の夢は、世の中にまだミュージカルを観たことが無い方がけっこういると思うので、映画館に行くような感覚でミュージカルを観て頂けるような世界になったらなと思います。最近は舞台で活躍されている方が、積極的にTVでミュージカルを広めて下さっていて嬉しくて。私自身もミュージカルを広める活動が出来たらと思っています」

川口「学校では“ミュージカルに出てるんだね”とよく言われていて、ミュージカルというジャンルがあることは分かっていても、実際にどういう作品があるかまでは知らない人が多いようです。もっと普通に“暇だからミュージカル観に行こう”とみんなの会話の中に出てくるようになるといいなと思います」 

木村「中学の時、友達たちが僕のビリーの映像をyoutubeで見て盛り上がっていたことがあって、そんなふうに、みんながミュージカルの話題で盛り上がれるようになるといいなと思います。外を歩いていても、ミュージカルの話をしているのが聞こえてくるとか…」 

未来「敷居を低くしたいよね」 

――ソウルの大学路のように、手ごろな値段で観られる良作を小劇場でロングランしていただくのもいいかもしれないですね。学生さんたちが“あそこに行けばあの舞台を観られる”と、気軽に遊びの選択肢に入れられるように。 

未来「料金設定は大事ですよね。例えば席種を細かく分けて、最後列だと3000円で観られるようなことにしたら、もっと敷居が低くなるのかな。僕もいろいろ考えていきたいと思います」 

 

(取材・文・撮影=松島まり乃) 

*無断転載を禁じます 

*公演情報 未来和樹LIVE 2022 「伝苑」9月10~11日=市川市文化会館小ホール 公式HP 

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