Musical Theater Japan

ミュージカルとそれに携わる人々の魅力を、丁寧に伝えるウェブマガジン

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『8人の女たち』観劇ミニ・レポート:華麗なる“女たちの虚々実々”

フランスの劇作家ロベール・トマの代表作で、上演の度に女優たちの競演が話題となる『8人の女たち』が、宝塚トップスター、トップ娘役経験者たちという極めつけの豪華キャストで上演。撮りおろし写真とともに、華やかさこの上ない舞台をレポートします。

『コーラスライン』来日公演観劇レポート:オーディションを舞台に描く“誰もが特別な一人”

ダンサーたちのリアルな声を集めてミュージカル化し、1975年の初演以来世界各国で愛されている名作『コーラスライン』が、4年ぶりに来日公演を実施。初演でコニーを演じ、現在は演出・再構成を担うバーヨーク・リーが率いるカンパニーの舞台をレポートします…

音楽劇『スラムドッグ$ミリオネア』観劇レポート:“勇気のコイン”を届ける舞台

スラム育ちの少年が過酷な運命に挑む様を描き、2008年の映画版も大ヒットしたベストセラー小説が、台本・作詞・演出に瀬戸山美咲さん、キャストに屋良朝幸さん、川平慈英さんらを迎えて舞台化。6人のクリエイターによるカラフルな楽曲で彩られた音楽劇をレポ…

音楽劇『刻』観劇レポート:緊迫のドラマ、画期的な“変動価格制”を導入して上演

西森英行さんの戯曲『刻』が、『SMOKE』等で知られるHUH, SOOHYUN(ホ・スヒョン)さんの楽曲に彩られ、音楽劇として上演。行方不明の娘を探す夫妻が真実に辿りつくさまをスリリングに、エモーショナルに描く舞台を、画期的な「変動価格制」の話題とともにレ…

『ミス・サイゴン』チョ・サンウン インタビュー:クリスにとっての“運命の瞬間”

ベトナム戦争末期に出会った男女の悲劇を通して、戦争の不条理を問う大作ミュージカル『ミス・サイゴン』が、2020年の公演中止を乗り越え、待望の再演中。クリス役の一人で、ロンドン版ではトゥイを演じたチョ・サンウンさんに、新たな視線でとらえた本作の…