Musical Theater Japan

ミュージカルとそれに携わる人々の魅力を、丁寧に伝えるウェブマガジン

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『ジェイミー』観劇レポート:世界が“皆の居場所”となるように。

ドラァグ・クイーンに憧れる16歳の少年が、夢に向かって一歩を踏み出すさまを描く英国ミュージカル『ジェイミー』が日本に上陸。ジェフリー・ペイジさんの演出・振付で丁寧に稽古を積み重ね、遂に開幕した舞台をレポートします!

『ジャック・ザ・リッパ―』演出・白井晃インタビュー:“月の裏側の心理”を紐解く

猟奇的殺人事件に引き寄せられてゆく人々をドラマティックに描く『ジャック・ザ・リッパ―』。その日本版初演で演出を担当するのは、『ビッグ・フィッシュ』『怪人と探偵』等、数多くの舞台を手掛けてきた白井晃さんです。本作が内包する面白さ、今回特にフォ…

『ジャック・ザ・リッパ―』田代万里生インタビュー:或る旋律を巡る考察

チェコ発・韓国経由のドラマティック・ミュージカル『ジャック・ザ・リッパ―』がこの秋、日本版演出・日本人キャストで登場。この作品で、特ダネを求めて刑事アンダーソンに近づく記者モンローを演じているのが田代万里生さんです。これまで演じたことのない…

古川雄大インタビュー:“ミュージカル”への思い、コンサートに込めて

大作ミュージカルに次々と出演する一方で、TVドラマにも主演。各方面から引っ張りだこの古川雄大さんが、初のミュージカル・コンサートを開催します。“初物尽くし”だという今回のショーに寄せる思い、プランニングの過程を詳しくお話いただきました!

『ジャック・ザ・リッパ―』加藤和樹インタビュー:残酷な“闇”の中に潜む希望

19世紀末ロンドンを震撼させた事件に想を得て描かれたチェコ産ミュージカルが、2009年に韓国でアレンジ。以来、現地で大人気を博し、13年には来日公演も行った『ジャック・ザ・リッパ―』が、日本版演出・キャストで初登場します。人間の光と闇をドラマティッ…

映画版『イン・ザ・ハイツ』の魅力解剖《後編》

『ハミルトン』のリン=マニュエル・ミランダの出世作であり、2008年トニー賞でミュージカル作品賞を受賞、今春には日本版も上演された『イン・ザ・ハイツ』がコロナ禍による延期を超えて遂に公開。記事前編に続き、映画版ならではの魅力を考察します。

『王家の紋章』海宝直人インタビュー:“歴史が動いてゆく”感覚に魅せられて

古代エジプトにタイムスリップした現代の少女が、大国の対立に巻き込まれてゆく歴史ロマン『王家の紋章』。2016年の初演以来、三度目となる今回の上演で、新たにエジプトの少年王、メンフィスを演じているのが海宝直人さんです。不朽の名作と呼ばれる少女漫…

『ジェイミー』髙橋颯インタビュー:“愛を与えられる人”を目指して

偏見を乗り越えて自分らしい生き方を貫こうとする高校生を描いた、とびきりハッピーな英国ミュージカルが遂に上陸。この舞台で主人公を(ダブルキャストで)演じる新星が髙橋颯さんです。作品、ジェイミー役、そしてミュージカルをどうとらえているか、じっ…

『エニシング・ゴーズ』廣瀬友祐インタビュー:極上ミュージカル・コメディで拓く新境地

洗練された音楽と華麗なダンス、全編に溢れるユーモアが魅力的な名作ミュージカルが、久々に日本で上演。個性的なキャラクターが勢揃いする中でも、一筋縄ではいかない英国紳士オークリー卿を演じるのが廣瀬友祐さんです。二枚目を演じることの多い廣瀬さん…