Musical Theater Japan

ミュージカルとそれに携わる人々の魅力を、丁寧に伝えるウェブマガジン

2019-01-01から1年間の記事一覧

屋比久知奈『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』にときめいて

破天荒な歌手と厳格な世界で生きる修道女たちが友情を育む様をコミカルに描き、日本でも大ヒットした『天使にラブ・ソングを』が待望の再再演。個性的なキャラクター揃いの中で、シャイなシスター・メアリー・ロバートを演じるのが屋比久知奈さんです。『モ…

『ビッグ・フィッシュ』川平慈英インタビュー:大人の心を震わせるミュージカル

奇想天外な物語を通して家族の絆を描き、幅広い層の熱い支持を得たミュージカル『ビッグ・フィッシュ』。初演に続いて、変わり者の父、エドワードを演じるのが川平慈英さんです。川平さんをして「後にも先にもない作品」と言わしめる、本作の魅力とは?

次世代の『デスノート』を担う新星、甲斐翔真に訊く

強力な布陣で初演、再演ともに話題を呼んだ『デスノートTHE MUSICAL』。オール新キャストとなるその最新版でオーディションにより夜神月役に選ばれたのが、甲斐翔真さんです。どんな思いでオーディションに臨んだのか、また現時点での抱負を伺いました!

2019年9月のミュージカルPick Up

まだまだ残暑の厳しいこのごろですが、暦の上では既に秋。心温まるミュージカル『リトル・ウィメン』から、次女ジョーが出会うベア教授役・宮原浩暢さんにお話をうかがいました!

柴田麻衣子の連載エッセイ『夢と夢のあいだ』Vol.5 “あまたの出会いの中から”

TipTapプロデューサー、柴田麻衣子さんの連載エッセイ第五回は、柴田さんの「今」を決定づけた、ひょんな出会いのお話。きっと“一つ一つの出会いを大切にしなくちゃ…”と感じて頂けるエピソードです。

音楽劇『組曲虐殺』上白石萌音インタビュー:“遠くない過去”に生きた人々に思いを馳せて

昭和の作家・小林多喜二と彼を支える人々を描いた井上ひさしの音楽劇『組曲虐殺』。井上芳雄さん演じる多喜二の恋人役を今回の再再演で初めて演じる上白石萌音さんに、大作に挑む胸中をじっくりとうかがいました!

ミュージカル『刀剣乱舞』 ~葵咲本紀~ 観劇レポート:歴史ロマンに滲む“平和への思い”

2015年にスタート以来、国内のみならず上海、パリなど海外でも大好評の2.5次元ミュージカル・シリーズ『刀剣乱舞』。8月3日に開幕したその最新作「葵咲本紀」ゲネプロをレポートします!

ミュージカルが生まれるまでvol.2『(愛おしき)ボクの時代』オーディション・レポート②

稽古と公演双方にたっぷりと時間をかけ、丁寧にオリジナル・ミュージカルを創り上げようと発足した『(愛おしき)ボクの時代』プロジェクト。そのコールバック(最終オーディション)の模様をレポートします!

2019年8月のミュージカルPick Up

いよいよ梅雨明け、この夏は冷房の効いた劇場で濃密な劇世界を楽しんでみてはいかがでしょうか?今回は『グーテンバーグ!』『SMOKE』(木内健人さんインタビューも)『West Side Story』をご紹介します!

『人生のピース』木村花代・藤森慎吾対談 “婚活ミュージカル”に思うこと

30代の男女が婚活を通して自分の“生き方”を見つめ直す小説『人生のピース』が舞台化。主演の木村花代さん・藤森慎吾さん(wキャスト)に、本作のテーマ“婚活”や“人生観”について、そして稽古の様子を率直に、楽しく語っていただきました!

彩吹真央&上田一豪インタビュー 『フリーダ・カーロ』、その壮絶な人生に挑む

その生涯の殆どで痛みと闘いつつ、絵画と恋に生きたメキシコの画家フリーダ・カーロ。その壮絶な生涯を描く新作ミュージカルが、彩吹真央さん主演、上田一豪さん作・演出で誕生します。メキシコの所縁の地を訪れ、“フリーダ”を感じてきたという彩吹さん、彼…

2019年7月のミュージカルPick Up

終戦記念日に向けて、戦争を回顧する作品が続々登場する劇場街。今月は沖縄戦をモチーフとしたミュージカルをご紹介します。名作児童文学『太陽の子』を原作とした『てだのふあ』ではあめくみちこさん、佐伯亮さんらへのインタビューも!

『壁の中の妖精』観劇レポート:年月をかけて磨きあげられた“人生讃歌”

スペイン市民戦争の余波で30年の間、想像を絶する忍耐を強いられたある家族の実話を舞台化した『壁の中の妖精』。一人ミュージカルの金字塔として知られる本作の9年ぶりの上演をレポートします!

水田航生、B級コメディの中に“怖さ”が潜む⁈『リーファー・マッドネス』を語る

ハチャメチャなB級コメディミュージカル『リーファー・マッドネス』。オフ・ブロードウェイ進出が9.11と重なり、幻の迷作となっていた本作が日本で復活。主演の水田航生さんに、“禁断のミュージカル”の一端をお話いただきました。

柴田麻衣子の連載エッセイ『夢と夢のあいだ』Vol.4 “繋がる夢”

人生で初めて観た舞台を、皆さんは覚えていますか?今回は柴田さんが幼いころに初めて観た舞台をめぐる、驚きの…そして心温まる”縁”のエピソードです。

『ピピン』観劇レポート:ときめきと冒険に満ちた日々の比喩としての、めくるめく“サーカス・ワールド”

王子ピピンの遍歴を描く名作ミュージカル『ピピン』が、トニー賞4部門を受賞した2013年演出版で上演。城田優さん、クリスタル・ケイさんらがアクロバットも交えて熱演する舞台をレポートします!

ミュージカルが生まれるまでvol.1『(愛おしき)ボクの時代』オーディション・レポート①

稽古と公演双方にたっぷりと時間をかけ、一つの作品を長期的に育ててゆこうという画期的な新作プロジェクト『(愛おしき)ボクの時代』が始動!MTではその誕生までの軌跡をレポートしていきます。第一弾は出演者オーディション(2次)の模様から!

ストレートプレイへの誘い:デヴィッド・ルヴォー・インタビュー『ロミオとジュリエット』を語る

ブロードウェイで上演されたO・ブルーム(『ロード・オブ・ザ・リング』)主演『ロミオ&ジュリエット』が、松竹ブロードウェイシネマで7月から上映。作品のポイントを演出のデヴィッド・ルヴォーさんがたっぷり語ってくれました。ミュージカルファンにとっ…

『CLUB SEVEN ZERO Ⅱ』観劇レポート:“本物のエンターテイナー魂”に胸熱くなる3時間強

凄腕のエンターテイナーたちが心ゆくまで歌・ダンス・芝居で魅せ、大いに笑わせてくれる『CLUB SEVEN』シリーズ。さらにパワーアップした最新作『CLUB SEVEN ZERO Ⅱ』レポートをお届けします!

『ジーザス・クライスト=スーパースター』観劇レポート:受け継がれゆく“浅利”演出

浅利慶太追悼公演として東京で開幕、現在名古屋で上演中の『JCS』。世界各国で上演されてきた中でも唯一無二と言われる劇団四季版のレポートをお送りします!

上條恒彦「42年目の“牢名主”」《輝きの人インタビューvol.2》

日本初演50周年を迎える『ラ・マンチャの男』。初演から主人公を演じ続ける松本白鸚さんに次いで、本作になくてはならない存在が、牢名主役の上條恒彦さんです。もともと人気歌手だった上條さんが77年に初出演以来、800回以上もこの役を演じ続ける理由とは?

Rock Opera『R&J』観劇レポート:ハードロックに彩られた、愚かしくも鮮烈な人間模様

『ロミオ&ジュリエット』を大胆にロックオペラ化した『R&J』がいよいよ開幕。公開ゲネプロのレポートをお届けします!

19年6月のミュージカルPick Up

紫陽花が目に美しい季節、今月は大作開幕の一方でひときわユニークな『2.8次元』や『SMOKE』が登場、見逃せません!

柴田麻衣子の連載エッセイ『夢と夢のあいだ』Vol.3 “オーディションはやめられない”

新進気鋭のプロデューサー、柴田麻衣子さんの連載エッセイ第三回は、オーディションがテーマ。柴田さんがオーディションにこだわる理由とは?「選ぶ側」の胸中がうかがえる貴重なエッセイ、特に舞台を志す方は必読です!

ストレートプレイへの誘い『黒白珠』村井國夫に訊く“台本の読み方”

『黒白珠』 1990年の長崎・佐世保を舞台に、一組の双子とその周囲の人々のかかわりを繊細に描くストレート・プレイ『黒白珠(こくびゃくじゅ)』。青木豪さん(『花より男子 The Musical』)渾身の書き下ろし作が河原雅彦さん(『ロッキー・ホラー・ショー』…

北翔海莉、『CLUB SEVEN』との“運命の出会い”

花も実もあるスターとして活躍中の北翔海莉さん。彼女が今、取り組んでいるのが、一流のエンターテイナーたちが卓越したテクニックとセンス、ユーモアを炸裂させるショー『CLUB SEVEN』です。今、この作品との出会いに運命的なものを感じるという北翔さんに…

古川雄大『エリザベート』“トートという存在”を語る

ハプスブルク帝国最後の皇后の生涯を描いた人気ミュージカル『エリザベート』で3度皇太子ルドルフを演じ、今年、満を持してトートを演じる古川雄大さん。概念という難しい役どころをどのようにとらえ、演じようと考えていらっしゃるでしょうか。ロングインタ…

『いつか~one fine day』観劇レポート:“偶然の絆”が“永遠の癒し”に変わるまで

等身大のキャラクターを通して「生きる」ということを真摯に見つめるミュージカルが誕生。思いに溢れた舞台の魅力をレポートします!

19年5月のミュージカルPick Up

新緑の季節の気になる舞台をリストアップ。読者招待もありますのでお見逃しなく!

『カモメに飛ぶことを教えた猫』観劇レポート:“慈しみの心”溢れる新作ファミリーミュージカル

劇団四季にとって26年ぶりとなる新作オリジナル・ファミリーミュージカルが遂に開幕、児童招待公演を中心に全国巡演中です。動物たちの物語を通して伝えられるそのメッセージとは?