Musical Theater Japan

ミュージカルとそれに携わる人々の魅力を、丁寧に伝えるウェブマガジン

『コーカサスの白墨の輪』を語るvol.1 “飲んだくれの裁判官”アズダク役・眞島秀和:疾走感溢れる舞台、誕生の予感

1948年の世界初演以来、繰り返し上演されているブレヒトの名作が、瀬戸山美咲さんの演出で登場。カラフルなキャスト3人のお話を通して、間もなく開幕する舞台の多面的な魅力に迫ります。初回は今回が初の音楽劇出演となる眞島秀和さん。彼が演じる謎めいた裁…

『メリー・ポピンズ』上川一哉インタビュー:子ども心を大切に、“不可能”を超えてゆくバート役に挑む

大がかりな舞台美術にカラフルなキャラクターたち、そして次々に登場するビッグナンバーがとびきり楽しい『メリー・ポピンズ』。その4年ぶりの日本公演で、新たにメリー・ポピンズの旧い友人、バートを演じる上川一哉さんにインタビュー。稽古も佳境に入った…

ストレート・プレイへの誘い:『欲望という名の電車』篠井英介、19年ぶりのブランチ役で見せる“現代劇の女方”の集大成

20世紀アメリカ演劇を代表するテネシー・ウィリアムズの戯曲『欲望という名の電車』。主人公ブランチは錚々たる名優たちが演じてきましたが、その中でも世界で唯一、「女方」として演じたのが、篠井英介さんです。前回公演から19年、半ば伝説となりつつあっ…

『ラパチーニの園』観劇レポート:密やかに生い茂る、情念の園

ナサニエル・ホーソーンのゴシック短編小説『ラパチーニの娘』を原作として、韓国で誕生したミュージカルが日本に上陸。5人編成で描く濃密な“人間の光と闇”のドラマをレポートします。

『ジキル&ハイド』佐藤隆紀インタビュー:“声”の探求を通して極めたい、ジキル/ハイドの壮絶な対決

科学実験の結果生まれた別人格に翻弄されてゆく主人公を、F・ワイルドホーンのドラマティックな音楽とともに描くミュージカル『ジキル&ハイド』。日本でも2001年以来上演を重ねてきた本作の最新版で、新たにタイトルロールを演じる佐藤隆紀さんに、“二重人…

『ジキル&ハイド』和希そらインタビュー:一つの出会いによって大きく変容して行く“ルーシーの人生”

19世紀ロンドンを舞台に、二つの人格に翻弄されてゆく男の顛末をエネルギッシュに描く『ジキル&ハイド』。この春、開幕するその最新版で、ジキルとの出会いによって運命を狂わせてゆく娼婦ルーシー役に挑む和希そらさんにインタビュー。作品や役への思い、…

韓国のミュージカル・スター ジェイミン(J-Min)、無償の愛と生命の歓びを描く『SERI~ひとつのいのち』に寄せる思い

実話をもとに、障がいとともに生まれてきた我が子への無償の愛と生命の歓びを描き、2022年の初演が好評を博したオリジナル・ミュージカルが、4年ぶりに上演。迷いながらも懸命に我が子の幸福を実現しようとする母、美香役で日本のミュージカル・デビューを果…

50年間眠っていた幻のミュージカル『十二人の怒れる男』が遂に初演:駒田一×おかやまはじめ×神澤直也×音楽監督・田中和音インタビュー

圧倒的に被告に不利な裁判。陪審員たちの議論はすぐ終わると思われたが、一人が再検証を呼びかけ、場の空気が少しずつ変わって行く…。法廷劇の金字塔『十二人の怒れる男』が、半世紀前に書かれたいずみたくさんの未発表スコアの発見を機にミュージカル化。陪…

ストレート・プレイへの誘い 『ピグマリオン』演出 ニコラス・バーター に訊く:"勇敢な花売り娘”と"心がおろそかな教授”それぞれの成長物語

1963年の日本初演以来、繰り返し上演されている名作ミュージカル『マイ・フェア・レディ』。その"原作”として知られるジョージ・バーナード・ショーのストレート・プレイ『ピグマリオン』が、沢尻エリカさん主演で開幕。英国演劇界の重鎮で今回、演出を手掛…

2026年秋Blu-ray化決定。『十二国記-月の影 影の海-』観劇レポート:異世界で対峙する、過酷な“運命(さだめ)”

小野不由美さんによる大河ファンタジー小説が、山田和也さんの演出、柚香光さんの主演で舞台化。突然”異世界”へと連れ去られてしまった女子高生「陽子」の壮絶な旅がどのようにミュージカルとして描かれているのか、レポートします。

『ISSA in Paris』岡宮来夢インタビュー:“若き日の小林一茶”に思いを馳せて

母を亡くした現代のシンガーソングライターと、後に「俳人・小林一茶」として大成する青年が、時空を超えて1780年代のパリで出会う…。 モーリー・イェストンの大胆なアイディアをもとに、二つの時代が交錯するファンタジー・ミュージカルが、間もなく誕生し…

『アナと雪の女王』富永雄翔インタビュー:“愛と童心”を体現するオラフを演じて

世界的大ヒット映画を舞台化し、日本でも2021年に東京で開幕以来、ロングランが続く『アナと雪の女王』。アナの冒険に寄り添う雪だるま・オラフ役の俳優の一人、富永雄翔さんに、本作やオラフ役への思い、出演を重ねる中での発見など、たっぷり語っていただ…

ミュージカル映画『蜘蛛女のキス』、東京国際映画祭で上映:時代に翻弄された“無償の愛”

例年、多彩なラインナップでエンタメ・ファンを魅了している東京国際映画祭。今年はワールド・フォーカス部門で上映されたミュージカル版『蜘蛛女のキス』が、ミュージカル・ファンの注目を集めました。ジェニファー・ロペスが主演し、ビル・コンドン監督が…

ストレート・プレイへの誘い 『キャッシュ・オン・デリバリー』観劇レポート:機転の限界に挑む(⁈)男が辿り着くのは…

J-POPを代表するバンドの一つであるKing Gnuのメインボーカル・井口理さんが、ピンチがピンチを呼び、収拾がつかなくなってゆく英国屈指のファルス(笑劇)、『キャッシュ・オン・デリバリー』に主演。矢本悠馬さんらとともに演じる怒涛の舞台をレポートしま…

『ALTAR BOYZ』(2025【GOLD】)観劇レポート:虚構と現実のあわいで弾むハーモニー

2009年の日本初演以来、人気を博してきた『ALTAR BOYZ』が、9度目の上演。3チーム体制での公演のうち、「GOLDチームの舞台をレポートします。