Musical Theater Japan

ミュージカルとそれに携わる人々の魅力を、丁寧に伝えるウェブマガジン

『ラフへスト~残されたもの』ソニンに訊く:二つの時間軸で描く、濃密な人生の物語

韓国を代表する二人の芸術家たちに愛され、自身もエッセイや絵画の世界で活躍したキム・ヒャンアンの人生を描く独創的なミュージカルが、日本に上陸。タイトルロールを演じ、訳詞にも挑戦しているソニンさんに、作品の魅力や訳詞の手応えなどをじっくり語っ…

『ピーター・パン』小野田龍之介インタビュー:フック船長/ダーリング氏にとっての“時間”、ピーターにとっての“時間”

1981年以来、日本の夏休みにワクワクをもたらしてきた『ピーター・パン』。昨年からフック船長/ダーリング氏で続投している小野田龍之介さんに、ファミリーで楽しめつつ、大人もはっとさせる深さを持つ本作の魅力を、たっぷり語っていただきました。

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』平方元基インタビュー:めくるめく魔法とともに描き出す、“父親になりきれていない”ハリー

日本でも2022年に開幕し、間もなくロングラン3年目に突入する舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』。7月から新たにハリー役を演じる平方元基さんに、オーディションの思い出や作品観など、じっくりお話いただきました。

『GIRLFRIEND』観劇レポート:まだ見ぬ未来、満天の星空に探して

アメリカ中西部の小さな町を舞台に、二人の青年が心通わせてゆくさまを丹念に描くミュージカルが、日本に上陸。マシュー・スウィートのメロディアスな楽曲に乗せ、フレッシュなキャストがみずみずしく演じる舞台をレポートします。

音楽座ミュージカル『SUNDAY』新木啓介・岡崎かのんインタビュー:衝撃と浄化をもたらす心理劇

アガサ・クリスティの異色の心理ミステリ『春にして君を離れ』を舞台化したミュージカル『SUNDAY』が、3年ぶりに上演。人生も佳境を迎えた世代にとってはある種ホラーとも言えるかもしれない作品を、キャストはどうとらえているでしょうか。親世代代表として…

『この世界の片隅に』観劇レポート:愛おしい人々の記憶、ミュージカルで描きとめて

戦時下の呉で懸命に生きる主人公と周囲の人々を描き、ドラマやアニメーション映画化もされたこうの史代さんの漫画が、アンジェラ・アキさんの音楽でミュージカルに。昆夏美さん、大原櫻子さん(ダブルキャスト)ら実力派のキャストが心をこめて演じる舞台を…

舞台『鋼の錬金術師』本田礼生・新田健太インタビュー:”殺陣”の観点から語る舞台「ハガレン」の魅力

コミック累計8000万部を超える漫画「鋼の錬金術師」の舞台版が、昨年の第一弾公演に続き、8日から第二弾を上演。大きな見どころの一つとなっているのが、リアルかつエキサイティングな“殺陣”です。今回リン・ヤオ役で目の覚めるような動きを見せる本田礼生さ…

舞台『未来少年コナン』加藤清史郎インタビュー:“この世の核心を衝く”作品を、インバル流に表現する意味

宮崎駿監督の“原点”として知られる名作アニメが、身体表現を駆使した演出で人気のインバル・ピントさん演出・振付で初の舞台化。タイトルロールをつとめる加藤清史郎さんに、本作を今、上演する意義や稽古の手応え等を語っていただきました。

『無伴奏ソナタ』平間壮一インタビュー:皆の“その一ミリ”のために。

劇団キャラメルボックスで上演の度に好評を博してきた『無伴奏ソナタ』が、成井豊さんの脚本・演出・作詞でミュージカル化。この舞台で主人公クリスチャンを演じる平間壮一さんに、“本当の幸福”を問う作品について、表現し続けることへの思いなどを語ってい…

『ロミオ&ジュリエット』石川凌雅インタビュー:“愛が足りていない世界”に投じる一石

フレンチ・ロック・ミュージカルの金字塔と呼ばれる『ロミオ&ジュリエット』が、3年ぶりに上演。今回、ロミオの幼馴染ベンヴォーリオを演じる石川凌雅さんに、この役との“縁”や作品が訴えるテーマについて、たっぷり語っていただきました。

『イザボー』観劇レポート:中世フランスの“稀代の王妃”が現代の観客に問いかけるもの

フランス史上、最も嫌われた王妃だというイザボーとは、どのような人物だったのか。その波乱に満ちた人生を望海風斗さん主演で描く新作オリジナル・ミュージカル『イザボー』をレポートします。

2024年12月Blu-ray発売決定『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』観劇レポート:眠れる勇気を呼び覚ます、“黄金の精神”の物語

荒木飛呂彦さんの人気漫画が、連載スタートから38年の時を経て舞台化。スケールの大きな“宿命の対決”の物語を、舞台ならではの表現を駆使して描いた『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』をレポートします。

『ゴースト&レディ』稽古場取材会レポート:“最高の布陣”が挑む、多面的な歴史ファンタジーが間もなく、誕生

1964年の『はだかの王様』以来、多数のオリジナル・ミュージカルを創出してきた劇団四季の最新作が、5月に開幕。藤田和日郎さんの人気漫画を、演出に『ノートルダムの鐘』のスコット・シュワルツさんを迎えて舞台化する渾身の新作の片鱗を、稽古場取材会を通…

『VIOLET』三浦透子・屋比久知奈インタビュー:濃密な空間で追体験する、ヴァイオレットの“初めての旅”

顔に傷を負い、人目を避けて暮らしてきた女性の「人生初めての旅」を、ジニーン・テソーリの音楽でみずみずしく描いたミュージカル『VIOLET』が、4年ぶりに上演。主人公をダブルキャストで演じる三浦透子さん、屋比久知奈さんに、ヴァイオレット役への思い、…

ストレートプレイへの誘い『銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件』花總まり、奇妙な世界に「時には楽しみながら」立ち向かう

銀行強盗の現場に居合わせたことで、少しずつ身長が縮み始める主人公。奇妙な現象が意味するものとは、そしてそれは止めることが出来るのか…。カナダの人気小説が、G2さんの脚本・演出で舞台化されます。主演の花總まりさんに、不条理な世界で前向きに生き…