Musical Theater Japan

ミュージカルとそれに携わる人々の魅力を、丁寧に伝えるウェブマガジン

ストレート・プレイへの誘い『SHINE SHOW!』観劇レポート:カラオケ大会をめぐる、愛すべき人々の狂騒曲

朝夏まなとさん、中川晃教さんら多彩なキャストが、劇団アガリスクエンターテイメントの冨坂友さん脚本、山田和也さん演出のコメディに出演。カラオケ大会という「等身大の世界」を舞台に繰り広げられる騒動の行方は?歌唱シーンもたっぷりの舞台をレポート…

『ヴァグラント』廣野凌大インタビュー:脆くて強い、“人間くさいヒーロー”を生きる

ポルノグラフィティのギタリストである新藤晴一さんと、板垣恭一さんがタッグを組んだオリジナル・ミュージカル『ヴァグラント』が間もなく開幕。大正時代の炭鉱の町を舞台とした物語で、主人公・佐之助を演じる廣野凌大さんに、開幕直前の手応えや一筋縄で…

『スクールオブロック』演出・鴻上尚史インタビュー:“夢見る頃を過ぎた世代”の心にも響く、傑作ミュージカル

2020年にコロナ禍で公演中止を余儀なくされた『スクールオブロック』が、遂に日本初演。名門進学校を舞台にした破天荒な快作の日本版を演出する鴻上尚史さんに、本作の魅力、キャストへの期待や秘めた野望(⁈)などさまざまにうかがいました。

『KANO ~1931 甲子園まで2000キロ~』大浦龍宇一、台湾キャストインタビュー:3民族混成チームが起こす奇跡、一世紀後に演じる意味

愛媛県の坊っちゃん劇場でロングラン中の新作『KANO~1931 甲子園まで2000キロ』がこの夏、作品にちなんで日本人、台湾人キャストの混成チームで特別上演。感動の実話をもとにした舞台に挑む主演の大浦龍宇一さん、台湾人キャスト3名にお話をうかがいました。

『スクールオブロック』濱田めぐみインタビュー:あの日のひらめき、そして今

J・ブラック主演で一世を風靡したコメディ映画が、A・ロイド=ウェバーの手で舞台化され、遂に日本に上陸。ロックかぶれの主人公の前に立ちはだかる厳格な校長ロザリーを演じるのが、『バンズ・ヴィジット』での好演も記憶に新しい、濱田めぐみさんです。ご…

親子で観たい!この夏のミュージカル②『シュレック・ザ・ミュージカル』:おとぎ話に織り込まれた、胸熱くなるメッセージ

この夏、「子供とどこに行こう」というご家族にお勧めのミュージカル第二弾は、昨年のトライアウトが大好評を博した『シュレック・ザ・ミュージカル』フルバージョン公演。なんと各回で文化庁による子供招待枠が設定されています。公演は30日まで、お時間の…

親子で観たい!この夏のミュージカル①『カラフル』:思春期の子供と家族、それぞれの思いをヴィヴィッドに描く

23年の夏休み、“子供とお出かけ、どこに行こう?”という方に向けて、親子鑑賞にぴったりのミュージカルをご紹介します。一本目は、YA小説の傑作を小林香さんの脚本・演出で舞台化した『カラフル』。久々のミュージカル出演に体当たりでのぞむ、鈴木福さんの…

『ピーター・パン』長谷川寧&山﨑玲奈インタビュー:“いつもと違う”ピーター・パン、誕生の予感

1981年の日本初演以来、長く愛され続ける『ピーター・パン』が、今年は演出家に長谷川寧さん、新ピーター・パン役に山﨑玲奈さんを迎えてリニューアル。子供たち(と元・子供たち)が魅了されずにはいられない冒険の物語は今回、どのように描かれるでしょう…

『シュレック・ザ・ミュージカル』spiインタビュー:シンプルに届けたい、“自己肯定”のメッセージ

昨夏のトライアウト公演が幅広い世代に愛された『シュレック・ザ・ミュージカル』が、ついにフルバージョンとなって登場。前回に続いて主人公シュレックを演じるspiさんに、本作の魅力や今回の抱負、また近年のご活躍等についてうかがいました。

『ファントム』城田優インタビュー:“最高峰からの眺め”を求めて

演出と主演という「二刀流」を成し遂げた『ファントム』前回公演から4年、今回はそれらに加えて恋敵役も、と「三刀流」に挑む城田優さん。今回は彼の演出に対するこだわりにフォーカスし、城田さんが目指す決定版『ファントム』像についてうかがいます!

ストレート・プレイへの誘い:三浦涼介、ギリシャ悲劇『オイディプス王』に“裸の感覚”で臨む

古代ギリシャで誕生以来、世界各地で繰り返し上演されてきた悲劇『オイディプス王』が、石丸さち子さん(演出)×三浦涼介さん(主演)のタッグで7月に上演。スケール感と丹念な人物描写に定評ある石丸さんのもと、「現存する世界最古の悲劇」の一つに取り組…

『RENT』2023観劇レポート:引き裂かれた時代に、私たちはどう生きるのか

プッチーニのオペラ『ラ・ボエーム』をベースに、J・ラーソンが現代のNYに生きる若者たちを描いた『RENT』が、3年ぶりにシアタークリエで上演。2020年公演はコロナ禍によって一部中止を余儀なくされただけに、まさに“待ち望まれた”舞台をレポートします。

『ファントム』saraインタビュー  “舞台を通して手を繋ぐ”役者を目指して:新星FILE vol.4

“もう一つの『オペラ座の怪人』譚”として日本でも人気の『ファントム』が、4年ぶりに上演。クリスティーヌ役に抜擢された新星のsaraさんに、オーディションの思い出や描きたい人物像、これまでの道のりをうかがいました。

『ジキル&ハイド』真彩希帆インタビュー:“今この時”、ルーシー役に真剣勝負で挑む

ヴィクトリア朝のロンドンを舞台に、人間の善と悪をスリリングに描きだすミュージカルが、一部に新キャストを迎えて上演。主人公にインスピレーションを与えるルーシーを新たに演じる真彩希帆さんに、大役に向き合う心境をうかがいました。

『アニー』マルシア&笠松はるインタビュー:皆の気持ちが一つになる、幸せな舞台へ

21年、22年はコロナ禍の影響下、1幕もののスペシャル・バージョンで上演されていた『アニー』が、遂にフル・バージョンで上演!この2年間、ハニガン役とグレース役として火花散る応酬を見せていたマルシアさん、笠松はるさんに、“バトル”の心持やフル・バー…