Musical Theater Japan

ミュージカルとそれに携わる人々の魅力を、丁寧に伝えるウェブマガジン

『MEAN GIRLS』ブロードウェイ初演キャスト・高橋リーザインタビュー:ゼロ幕から工夫重ねた、愛おしい舞台の思い出

アメリカの高校を舞台に、ヒロインと同級生たちそれぞれの成長を生き生きと描き、2018年トニー賞で12部門にノミネートされた『ミーンガールズ』が日本に上陸。今回の舞台で「翻訳協力」をつとめているのが、ブロードウェイ初演にソフィー・カワチ役で出演し…

市村正親、“素敵な50周年”にひらく、10回目の『市村座』《輝きの人 インタビューvol.4》

日本のミュージカル界を牽引してきた市村正親さんが今年、役者生活50周年を迎えるのを記念し、5年ぶりに『市村座』を上演。口上に一人芝居にメドレーに…と毎回、趣向を凝らして上演してきた舞台への思いや、出世作、日本のミュージカルに感じることなど、様…

『SPY×FAMILY』木内健人インタビュー:“ひねくれた陽キャラ”に、自分らしさを交えて

凄腕のスパイと殺し屋、そして超能力の持ち主が、互いに素顔を隠してかりそめの家族を築く…。現在も連載中で、TVアニメ版も大人気の『SPY×FAMILY』がミュージカル化され、帝国劇場で上演されます。本作でコミック・リリーフ的な情報屋フランキーを演じる木内…

UNIT-mask「life goes on vol.3」永野亮比己・鎌田真梨インタビュー:“自分を解放する機会”としてのダンス劇

ベジャールに学び、Noismや劇団四季で活躍、最近は『東京ラブストーリー』等にも出演しているダンサー、俳優の永野亮比己さんが、マシュー・ボーンの秘蔵っ子として活躍されたスーパー・ダンサー、鎌田真梨さんと自身のユニット最新作で共演。作品の構想や稽…

『バンズ・ヴィジット』矢崎広インタビュー:それぞれに小さな一歩を踏み出せる、ハートフルな舞台

2018年のトニー賞で10部門を受賞した『バンズ・ヴィジット』が、森新太郎さんの演出で日本に上陸。ひょんなことから異国の音楽隊を迎え入れることになるイツィック役・矢崎広さんに、異文化衝突コメディの面白さや、『鬼滅の刃』で演じた“煉獄さん”からは程…

『ファースト・デート』観劇レポート:“現実と妄想のマリアージュ”が楽しい、小粋な“婚活”ミュージカル

アメリカではポピュラーだという「ブラインド・デート」をモチーフとしたミュージカル・コメディ『ファースト・デート』が、9年ぶりにシアタークリエに登場。上田一豪さんの新訳・新演出、村井良大さん・桜井玲香さんらの顔合わせで実現した公演をレポートし…

『ドリームガールズ』岡田浩暉インタビュー:“僕オリジナルのソウル・ミュージック”を目指して

意外にも今回が初となる、日本キャスト版『ドリームガールズ』。スターを目指す女性たちのドラマの中で、破天荒なスター歌手ジェームズを演じる岡田浩暉さんに、アーティストとして共感できる部分、日本語でソウル・ミュージックを歌うためのアプローチなど…

『ドリームガールズ』村川絵梨インタビュー:エフィの強さ、しなやかさを歌声に込めて

ビヨンセ主演の映画版(2006年)も大ヒットした名作『ドリームガールズ』が、遂に日本人キャストで上演。スターを夢見る3人のヒロインのうち、ダブルキャストでエフィを演じる村川絵梨さんに、本作との縁やミュージカルへの思いをうかがいました。

『キングアーサー』平間壮一インタビュー:恋心と忠義の狭間で

世界各地で愛されてきた「アーサー王伝説」が、メロディアスでキャッチ―なフレンチ・ロック・ミュージカルに。その日本版で“究極にロマンティック”な騎士、ランスロットを演じる平間壮一さんに、今回のランスロット像やエキサイティングな舞台誕生の予感、22…

『キングアーサー』浦井健治インタビュー:鮮やかに蘇る“伝説の王”

中世以来、語り継がれ、愛されてきたアーサー王伝説のフレンチ・ロック・ミュージカル版が、オ・ルピナさんの演出で遂に上演。タイトルロールを演じるのが浦井健治さんです。これまでもシェイクスピア劇等で「王」を演じてきた経験を活かしつつ、今回のアー…

『ファースト・デート』村井良大インタビュー:“今この瞬間を生きる”ということ

初春にぴったりの軽やかなラブコメ・ミュージカルが、9年ぶりにシアタークリエに登場。上田一豪さんによる新演出版で主人公を演じる村井良大さんに、王道ラブコメを演じる極意から作品の魅力、最近のご活躍まで、たっぷり語っていただきました。

映画『生きる―Living』:英国流リメイクで浮かび上がる“生命の物語”の真価

1952年の黒澤明映画を、英国に舞台を移してリメイクした『生きるーLiving』が、東京国際映画祭でクロージング上映。2023年3月末には全国の映画館で封切られます。秋にはミュージカル版の再再演も予定されている中で、予習にもなり、比較対象としても興味深い…

渋谷真紀子の連載エッセイ『大夢想展』Vol.6「コロナ禍を救うスウィング達(米豪事例含む)」

新進気鋭の演出家・渋谷真紀子さんの連載エッセイ第六弾では、最近日本でもその役割がクローズアップされている「スイング」をご紹介。渋谷さん自身の経験や、米豪の俳優たちの生の声を織り交ぜながら、その実像と重要性を教えていただきました。

『洪水の前』ラサール石井、宮田佳奈インタビュー:いずみたくの“隠れた名作”、25年ぶりに上演

ドルーテンの戯曲『私はカメラ』を、満州を舞台に翻案し、1980年に初演。“日本版『キャバレー』”と話題を呼んだ『洪水の前』が、実に25年ぶりに上演されます。“司会者”役など4役で主演するラサール石井さん、ヒロイン・茉莉役を演じる宮田佳奈さんに、2022年…

『SHOW-ism Ⅺ BERBER RENDEZVOUS』観劇レポート:“輝ける彼女たち”が紡ぎ出す、親密で壮大なストーリー                                                                                                                                                                                                

小林香さん独自の世界観と美意識が投影された人気シリーズ「SHOW-ism」第11弾が、シアタークリエで開幕。12名の女性たちが華麗に、エネルギッシュに展開するステージ『BERBER RENDEZVOUS』をレポートします。