Musical Theater Japan

ミュージカルとそれに携わる人々の魅力を、丁寧に伝えるウェブマガジン

平間壮一『RENT』2020インタビュー:エンジェルからマークへ、新たな挑戦

1996年の初演以来、世界で愛され続ける『RENT』が、3年ぶりに日本で上演。前回公演ではエンジェル役を演じ、今回はマーク役で出演中の平間壮一さんに、『RENT』という作品の特別さ、そしてマーク役へのアプローチをじっくりお話いただきました。

甲斐翔真『RENT』2020インタビュー:今を生きる、ということの切実さ

20世紀末、NYイースト・ヴィレッジに生きる若者たちを鮮烈に描いた『RENT』が3年ぶりに上演。2020年の新キャストから、ロジャー役の甲斐翔真さんにインタビュー。命の灯がいつ消えるかわからない焦燥感の中で生きる役どころとどう向き合っているか、真摯に話…

『恋、燃ゆる。』観劇レポート:封建社会のしがらみを突き抜けてゆく恋

石丸さち子さんが上演台本・演出を手掛け、東啓介さん、上野哲也さん、百名ヒロキさんも出演とあってミュージカル・ファンも注目の時代劇が開幕。江戸時代に実際に起こった事件をベースに、現代の感性を取り入れて描く「至高の恋」物語をレポートします!

『ビリー・エリオット』川口調・利田太一・中村海琉・渡部出日寿へのQ&A「ビリーという役を演じて」

2020年の『ビリー・エリオット』で、1511名の中から選ばれ、タイトルロールを演じている4人の少年たち。これまで役柄や作品についてどんなことを感じてきたでしょうか。Q&A形式で、率直な「今の思い」を聞かせていただきました。

『ビリー・エリオット』演出補・坪井彰宏インタビュー:少年たちの“輝ける時間”を支えて

上演中の『ビリー・エリオット』で連日みごとなダンス、歌、演技を見せてくれる少年たち。彼らはどのように選ばれ、導かれ、見守られてきたのでしょうか。初演のオーディションから現在に至るまで少年たちを担当してきた演出補の坪井彰宏さんに、彼らに寄り…

『おかしな二人』観劇レポート:二大女優がカラフルに演じるN・サイモン戯曲

喜劇の第一人者、ニール・サイモンの代表作の一つ『おかしな二人』の女性版が、大地真央さん・花總まりさん主演で登場。今回が初共演のお二人がとびきりポップな衣裳を着こなし、演じるウェルメイド・コメディをレポートします。

村井良大「シンプルに、大切に。」:『生きる』を語るvol.3

黒澤明の名画を舞台化した『生きる』が、2年前の初演に続いて待望の再演。新たに今回、主人公の息子・光男を演じるのが、村井良大さんです。自粛期間を経て今、村井さんにとって、そして観客にとって、本作はどんな意味を持つ舞台となりそうでしょうか。じっ…

『ローマの休日』観劇レポート:おおらかにして美しい“ミュージカル御伽噺”

往年の名作映画を世界で初めてミュージカル化し、大ヒットとなった『ローマの休日』が、久々に上演。開放的な古都ローマを舞台に繰り広げられる、儚くも美しい恋物語をレポートします!

『フラッシュダンス』観劇レポート:不確かな未来へ、手探りで踏み出してゆく若者たち

1980年代に世界的に大ヒットした映画『フラッシュダンス』の舞台版が、愛希れいかさん主演で日本初演。"Flashdance~What A Feeling”等のヒット曲とオリジナル曲が融合したミュージカルをレポートします!

橋本さとしが語る、“お父さん”から見た『ビリー・エリオット』

初日をずらしながらも遂に開幕を果たした『ビリー・エリオット』。この舞台で今回新たに“お父さん”を演じているのが、橋本さとしさんです。少年の物語であると同時に、子のために葛藤し、闘う親の物語でもある本作を、橋本さんはどうとらえているでしょうか…

竹内將人、国際プロジェクトを経て『レ・ミゼラブル』大役を掴む:新星FILE vol.1

筆者が「今、気になる」新星に現在・過去・未来をうかがう新シリーズ。第一回は『アナスタシア』、国際プロジェクト『WeSongCycle』での活躍を経て、来年は念願の『レ・ミゼラブル』マリウスに挑む竹内將人さんへのロング・インタビューをお届けします。大き…

『Gang Showman』観劇レポート:軽やかに鮮やかに、浮かび上がるエンターテイナー魂

コロナウイルス禍による不自由な状況の中、稀代のエンターテイナー、玉野和紀さんが、主演に屋良朝幸さんを迎え、とっておきの新作を発表。“ソーシャルディスタンス”に真っ向から挑む⁈ミュージカルコメディをレポートします。

大貫勇輔が語る、“オールダー・ビリー”から見た『ビリー・エリオット』

夢に向かってひた走る少年と周囲の人々を描く感動作『ビリー・エリオット』が、待望の再演。初演に続いてオールダー・ビリーを演じる大貫勇輔さんに、ご自身が担う重要なダンス・ナンバーについて等々、たっぷりとお話いただきました!

『ダディ・ロング・レッグズ』観劇レポート:“ディスタンス”を超えて輝く、絆と希望の二人芝居

1912年の発表以来、多くの人々に愛されてきた『あしながおじさん』のミュージカル版として、日本では2012年に初演された人気の舞台が、3年ぶりに上演。井上芳雄さん・坂本真綾さんによる、磨き抜かれた二人芝居をレポートします!

日本の絵本がNYでミュージカルに。作曲家Ko Tanakaに訊く『Poupelle of Chimney Town』

西野亮廣さん作のベストセラー絵本が、NYで舞台化。オフ・ブロードウェイでの開幕が延期となる中で、作品世界を紹介する配信イベントが9月19,20日に予定されています。本作の音楽を担当した新進気鋭の作曲家・Ko Tanakaさんに、本作の音楽、ご自身のこれ…