Musical Theater Japan

ミュージカルとそれに携わる人々の魅力を、丁寧に伝えるウェブマガジン

『ダンス・オブ・ヴァンパイア』観劇レポート:“この世の深い闇“を忘れさせる熱狂のミュージカル

スケール感溢れる音楽と麗しいヴィジュアル、いずれも「濃い」キャラクターたちの活躍が魅力の『ダンス・オブ・ヴァンパイア』。5回目となる日本公演をレポートします!

『In This House』綿引さやか・川原一馬インタビュー:愛しい人、人生に向き合うということ

一軒のファームハウスで出会った2組の男女。彼らが共に過ごした一夜の奇跡を美しい旋律とともに描き出す『In This House』が、待望の再演。4人の出演者のうち、若いカップル役の綿引さやかさん・川原一馬さんにインタビュー。それぞれの人生観を含めて語って…

『ビッグ・フィッシュ』観劇レポート:おかしくも切なく、素晴らしき人生が12人編成で濃密に蘇る

奇想天外なファンタジーと現実が不思議に絡み合ってゆく『ビッグ・フィッシュ』。大劇場から中劇場のシアタークリエに場所を移し、12人編成バージョンでの上演が実現した今回の舞台をレポートします!

愛希れいかインタビュー:新生『ファントム』のヒロインに挑む

“もう一つの『オペラ座の怪人』”として、日本でも度々上演されている『ファントム』。城田優さんによる今回の新演出で、本作のヒロイン、クリスティーヌをダブルキャストで演じるのが愛希れいかさんです。稽古も佳境の某日、その手応えをうかがいました!

70'Sが新鮮に蘇る『サタデー・ナイト・フィーバー』英国公演レポ&リチャード・ウィンザー インタビュー

今年、歳忘れにぴったりの演目がこの『サタデー・ナイト・フィーバー』。70年代NYを舞台に、主人公がダンス・コンペに挑む姿を描く、華麗かつ骨太のミュージカルです。来日に先駆け、英国公演レポ&主演のリチャード・ウィンザーへのインタビューをお届け…

柴田麻衣子の連載エッセイ『夢と夢のあいだ』Vol.7 “工作お母さん”

新進気鋭のプロデューサー、柴田麻衣子さん(TipTap)による連載エッセイ第7弾は、お嬢様のある日の工作にまつわるお話。過去、そして今のご自身につながってゆく素敵なエピソードをお届けします。

2019年11月のミュージカルPick Up

紅葉の楽しみな季節、今回は壮麗にしてコミカルなミュージカル『ダンス・オブ・ヴァンパイア』をご紹介。植原卓也さんに作品の魅力やご自身が演じるヘルベルト役について語っていただきます!

『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト』森公美子インタビュー:極上の音楽と”愛”に満ちたミュージカル

奔放なクラブ歌手と修道女たちがひょんなことから固い絆で結ばれてゆく、笑いと涙の傑作ミュージカル『天使にラブ・ソングを』。初演からヒロインを底抜けに明るく演じる森公美子さんにインタビュー。作品や音楽の魅力、森さんの舞台に対する情熱などたっぷ…

『ハプスブルク展』プレスプレビュー・レポート

『エリザベート』や『マリー・アントワネット』等数々のミュージカルで取り上げられ、私たちにもなじみ深いハプスブルク家。彼らの歴史を、圧倒的なコレクションとともに紹介する展覧会がスタートしました。音声ガイドナレーターを花總まりさんがつとめるこ…

『ラヴズ・レイバーズ・ロスト~恋の骨折り損』観劇レポート:恋愛“絶食”の時代に投げかけられる、“理性と本能”の物語

シェイクスピアの恋愛喜劇をロックミュージカル化した『ラヴズ・レイバーズ・ロスト~恋の骨折り損』が、きら星のごときキャストを迎えて日本上陸。“シェイクスピア度”はいかに?撮りおろし写真とともにレポートします!

2019年10月のミュージカルPick Up

いよいよ巡ってきた“芸術”の秋。今月は映像の利点を生かした華麗なミュージカルの映画館上映「42nd ストリート」をご紹介します!(読者ご招待も)

『ラ・マンチャの男』観劇レポート:今を生きる全ての人に、届けたい舞台

日本初演50周年を迎えた『ラ・マンチャの男』が、いよいよ東京でも開幕。初演から主人公を演じ続ける松本白鸚さん(兼・演出)ほか、瀬奈じゅんさん、上條恒彦さん、駒田一さんらが渾身の演技を見せる「魂のミュージカル」をレポートします!

『FACTORY GIRLS』作詞作曲・クレイトン・アイロンズ、ショーン・マホニー:“国際的プロジェクト”の新たな形

働く女性の権利を求めた工員たちの姿をエネルギッシュに描くミュージカル『FACTORY GIRLS』。日米コラボによって生まれた本作の作詞作曲を担当したクレイトン・アイロンズ、ショーン・マホニーにインタビュー。驚きの創作過程、作家志望の方々へのアドバイス…

『ボクが死んだ日はハレ』作・演出 石丸さち子:ミュージカルの底知れぬ可能性

再起をかけてトリオを組んだ3人の女たち。その一人、ミミの絶不調には、ある「喪失」が関係していた…。初演が好評を博した『ボクが死んだ日はハレ』が、一部新キャストを迎えて再演されます。作・演出の石丸さち子さんに舞台の成り立ち、稽古の手応えやご自…

世界最大の演劇祭への誘い:「エジンバラ・フェスティバル・フリンジ」2019レポート

世界最大の演劇祭として毎夏、英国エジンバラで開かれている「フリンジ」。 1947年に始まり、今では3週間の会期で25万人を動員しています。フェスティバルの楽しみ方と、今年の佳作ミュージカル3本をご紹介します!