Musical Theater Japan

ミュージカルとそれに携わる人々の魅力を、丁寧に伝えるウェブマガジン

2019年7月のミュージカルPick Up

終戦記念日に向けて、戦争を回顧する作品が続々登場する劇場街。今月は沖縄戦をモチーフとしたミュージカルをご紹介します。名作児童文学『太陽の子』を原作とした『てだのふあ』ではあめくみちこさん、佐伯亮さんらへのインタビューも!

『壁の中の妖精』観劇レポート:年月をかけて磨きあげられた“人生讃歌”

スペイン市民戦争の余波で30年の間、想像を絶する忍耐を強いられたある家族の実話を舞台化した『壁の中の妖精』。一人ミュージカルの金字塔として知られる本作の9年ぶりの上演をレポートします!

水田航生、B級コメディの中に“怖さ”が潜む⁈『リーファー・マッドネス』を語る

ハチャメチャなB級コメディミュージカル『リーファー・マッドネス』。オフ・ブロードウェイ進出が9.11と重なり、幻の迷作となっていた本作が日本で復活。主演の水田航生さんに、“禁断のミュージカル”の一端をお話いただきました。

柴田麻衣子の連載エッセイ『夢と夢のあいだ』Vol.4 “繋がる夢”

人生で初めて観た舞台を、皆さんは覚えていますか?今回は柴田さんが幼いころに初めて観た舞台をめぐる、驚きの…そして心温まる”縁”のエピソードです。

『ピピン』観劇レポート:ときめきと冒険に満ちた日々の比喩としての、めくるめく“サーカス・ワールド”

王子ピピンの遍歴を描く名作ミュージカル『ピピン』が、トニー賞4部門を受賞した2013年演出版で上演。城田優さん、クリスタル・ケイさんらがアクロバットも交えて熱演する舞台をレポートします!

ミュージカルが生まれるまでvol.1『(愛おしき)ボクの時代』オーディション・レポート①

稽古と公演双方にたっぷりと時間をかけ、一つの作品を長期的に育ててゆこうという画期的な新作プロジェクト『(愛おしき)ボクの時代』が始動!MTではその誕生までの軌跡をレポートしていきます。第一弾は出演者オーディション(2次)の模様から!

ストレートプレイへの誘い:デヴィッド・ルヴォー・インタビュー『ロミオとジュリエット』を語る

ブロードウェイで上演されたO・ブルーム(『ロード・オブ・ザ・リング』)主演『ロミオ&ジュリエット』が、松竹ブロードウェイシネマで7月から上映。作品のポイントを演出のデヴィッド・ルヴォーさんがたっぷり語ってくれました。ミュージカルファンにとっ…

『CLUB SEVEN ZERO Ⅱ』観劇レポート:“本物のエンターテイナー魂”に胸熱くなる3時間強

凄腕のエンターテイナーたちが心ゆくまで歌・ダンス・芝居で魅せ、大いに笑わせてくれる『CLUB SEVEN』シリーズ。さらにパワーアップした最新作『CLUB SEVEN ZERO Ⅱ』レポートをお届けします!

『ジーザス・クライスト=スーパースター』観劇レポート:受け継がれゆく“浅利”演出

浅利慶太追悼公演として東京で開幕、現在名古屋で上演中の『JCS』。世界各国で上演されてきた中でも唯一無二と言われる劇団四季版のレポートをお送りします!

上條恒彦「42年目の“牢名主”」《輝きの人インタビューvol.2》

日本初演50周年を迎える『ラ・マンチャの男』。初演から主人公を演じ続ける松本白鸚さんに次いで、本作になくてはならない存在が、牢名主役の上條恒彦さんです。もともと人気歌手だった上條さんが77年に初出演以来、800回以上もこの役を演じ続ける理由とは?

Rock Opera『R&J』観劇レポート:ハードロックに彩られた、愚かしくも鮮烈な人間模様

『ロミオ&ジュリエット』を大胆にロックオペラ化した『R&J』がいよいよ開幕。公開ゲネプロのレポートをお届けします!

19年6月のミュージカルPick Up

紫陽花が目に美しい季節、今月は大作開幕の一方でひときわユニークな『2.8次元』や『SMOKE』が登場、見逃せません!

柴田麻衣子の連載エッセイ『夢と夢のあいだ』Vol.3 “オーディションはやめられない”

新進気鋭のプロデューサー、柴田麻衣子さんの連載エッセイ第三回は、オーディションがテーマ。柴田さんがオーディションにこだわる理由とは?「選ぶ側」の胸中がうかがえる貴重なエッセイ、特に舞台を志す方は必読です!

ストレートプレイへの誘い『黒白珠』村井國夫に訊く“台本の読み方”

『黒白珠』 1990年の長崎・佐世保を舞台に、一組の双子とその周囲の人々のかかわりを繊細に描くストレート・プレイ『黒白珠(こくびゃくじゅ)』。青木豪さん(『花より男子 The Musical』)渾身の書き下ろし作が河原雅彦さん(『ロッキー・ホラー・ショー』…

北翔海莉、『CLUB SEVEN』との“運命の出会い”

花も実もあるスターとして活躍中の北翔海莉さん。彼女が今、取り組んでいるのが、一流のエンターテイナーたちが卓越したテクニックとセンス、ユーモアを炸裂させるショー『CLUB SEVEN』です。今、この作品との出会いに運命的なものを感じるという北翔さんに…